ロディオラは植物です

昨年の夏頃に、友人から心配されるほどに落ちていて、メンブレしていて、それで季節の移ろいと共に私の季節も冬になって、ずっと吹雪いていたのだけど、今年の春に突然全てがどうでも良くなって、それから低空飛行を続けているものの、あの時の、もうどうなってもいいや的な感覚が薄れてきている。身体的な反応はあるが、自分の感じる精神的な、どうにもならないような鬱っぽい気分が解消できているので、ちょっとまとめておこうと思う。

自分なりに気をつけていた部分はほんのちょっとで、ほとんど無意識に、というかなんかもう反射的にやるようになった、環境的にそうなったという部分が多い。それがどうやら精神的安定に良いらしいということは、もっと後になって知ったことなので、結果的に良かった。という感じだな。

と言っても、やる気が返ってきたとか、陰鬱な気分にならないということではなくて、思ってはいけないことを思わなくなった。くらいの変化なので、そんなに劇的に変化するものではない。

環境的に変化したものとしては通勤手段が変わったところ。今までは地下鉄で通勤していたが、徒歩通勤に代わったので、往復40分毎日歩いている。日に20分以上の散歩は精神衛生上良いので、気分が落ち込みやすい人は何にも考えずに歩くと良いそうです。

私が歩く道は別に公園などの自然豊かな場所ではないけど、植え込みのお花をみたり、仕事をしている人を眺めたり、歩いている人を眺めている感じ。特に仕事のことは考えずに、音楽を聴くとか、podcastを聴いて歩いている。

すううっっと口から細く空気を吐きだすようにしていた。深呼吸を定期的にしたこと。これもなんかわからないが、突然自分で始めてしまったのだが、仕事中にPC画面に向かっている時に、なんとなく無意識にしていた。深呼吸も良いらしい。

ヨガの時にも指先やつま先、頭のてっぺん、髪先からも古い空気を集めてきて体外に出すイメージで息を吐きましょうと言われたことがある。息は吐ききったら、新しい空気が入ってくるので、なんかすっきりする気がします。完全に気のせい。

休日に仕事のことを忘れる努力をすること。休みの日に対応したほうがいいかもと思うことも、結局自分の処理スピードを考えると、出勤した時に対応できるってわかることが多い。

タスクフォーカスというか、自分が今対応することと、対応できることしか対応できないってことを知る。自分の影響範囲を考えて動くようにする。

今までもやってきたけど、焦っているとわからなくなって、たくさんの仕事が舞い込んできた!っていつも思う。それでどんどん対応してみたらいつも、終わっちゃったけど、時間余ってる…他に何かあったっけ??となることが多い。やってみると大抵なんてことないことばかりであることを知る。

自分の手が届く範囲というのは案外小さいものだなと知る。

水の中で息ができないような気分になった時には、自分の影響範囲を冷静に考えてみるといいかもしれない。でも、膨大な影響範囲が守備範囲みたいな人はどうなんだろうかね?とはいえ、この一挙手一投足に対しての影響範囲で考えると、どうにでもなるものではないかなと思う。数字のマジックは大きなものだけど。

 

私が故意に始めたのはサプリメントの接種。ロディオラを毎日飲み始めた。ハーブなので即効性はないと言われているが、即効性を感じた人、全然変化を感じない人がいるらしい。私は即効性を感じた。というか、眠気が少なくなった。

カフェインの代わりに接種することもあるらしいので朝に飲むようにしているが、気分の落ち込みがなくなって、眠気がなくなった。それ以来服用している。サプリを信用したのは初めてかも。医薬品でLシステイン配合のものを接種しているけど、効いているのかは正直わからないんですよ。でも服用している年数分後の私しかここにはいないから、服用しなかったと仮定した状態の私と比較することができないために、効果は感じていないけど、シミはそんなにないような気もしない気も。わからない。肌への効果って即効性があるものなんてないだろうから。

整腸剤を服用している。これも効果がわからない。時間がないとか、生理周期で随分変わるので、わからないところ。もともと苦しむような便秘ではなかったので、わからないけど、腸炎的なものにはならなくなった。わかんない、虚血性腸炎の再発を3回ほどしているけど、今年に入ってからはなっていない。それが基準になるのかは甚だ疑問。

腸の状態は精神状態に作用するらしいので、多分いいんじゃないかなと思っているが、何にいいのかはわからない。

 

多分、私に作用したもので大きいのは正直ロディオラの服用だと思っている。全然効果のない人もいるらしいので、プラシーボなんか?と思ったりもするが、私はなんか効いている気がする。調子いいので、なんでもいいや。

お休みの時には、何にもしないことも多いし、毎日すっごく疲れるし、眠れないこともある。寝落ちか朝方まで起きているかの二択しかない1週間もある。瞼の痙攣が治った後にほっぺが痙攣して止まらなかった週や、胃痛がひどい週。マジで腕を持ち上げるのもだるい日もあって、何にも話したくない日もある。

ほとんどの原因は仕事だと思っているけど、仕事したくないなんて、普通のことだしなーとも思っている。自分のやりたいことができないのも自分のせいだし、疲れ切って動けないとか、頭痛がひどくて対応できないとか、全部自分が原因だからなー。

私の会社では選択できないけど、週休3日を選択できるなら、私はしているなと思う。

3日の休みがないと立ち直れない。3連休を取れたのはいつの日か?って感じだけど、連休ほしい。旅に出たい。ずっと言ってる。

休みたい、寝ていたい。

こういうテンションの時は全然あるんだけど、それでも前みたいな、思ってしまった後に罪悪感に駆られるようなことは思わなくなった。くらいの変化。

前向きに、買い物ができるようになったとか、部屋の掃除を行えるくらいの気力が戻るとか、自炊をする元気が帰ってくるっていうのは、生活していく上での大切なスキルだと思うので、そういった気持ちがどこからともなく、うっすらでも帰ってきてくれたことは自分にとって楽になったのだろうなと感じた瞬間。

 

iPhoneで聴く音楽に救われることは、あんまりないけど。やっぱりライヴに行きたいからね。でもpodcastは笑えるので気分転換にちょうどいい。ゆるコンピュータ科学ラジオは週明けの仕事の帰り道に歩きながら聞いて帰ってる。笑いを噛み殺すのに必死。多分噛み殺せていない。笑って歩いてる。多分。よくないね。