タイミングが全て

毎日8時間労働しているんだけど、結構長時間だなと。確かに起業して大きくするにはもっとたくさん労働をする方がいいと有名な人が言っていたけど、私は起業しているものではないし、会社員で、何の仕事をするのかをもう少し考えたいなーと思っている。

 

この時期って半期の面談を実施するので、自分の担当スタッフと面談することになっている。前回の半期は担当拠点のリーダーが潰れていった事があって、全員と私が会って面談をしていたが、今回はリーダーが担当してくれるところもあり、前回の半数で済みそう。

このモチベとメンタルであの人数はやばいって。と思ったが、前回も結構メンブレしていたなあと懐かしく思う。とはいえ、波の音しか聴けなくなっていた時は過ぎた。クラシック以外も聞けるようになった。

 

未来を想像する事ができなくて、理想の生活とか、理想の結婚式とか言われても全然何も思いつかないのだが、どうやって仕事したいかという問いには答える事ができる。

仕事でもイメージして進めて欲しいとかもっともそうなことを口走っているのだけど、私は特に何もイメージしていないし、できてはいない。私が望んでいることはスタッフのみんなが苦しそうでも悲しそうでもなく、普通に来て、平和に定時に帰っていくのをみていたいだけ。

それができるんならなんでもしたほうがいいよと思っているだけだ。キリのいいところまで頑張って去っていこうと思っていたけど、仕事なんて重複してやってきては仕上がっていくんだから、キリよく全てが完了することなんてないんだし、いつだって中途半端なんだからいつ辞めたって良くないか、と思うようになった。

スタッフのみんなが前述の通りの状態で満足気に帰宅するのを見れる日がいつか来るのかなんて想像できないし、それを待っていては私は本当に転職できなくなるな、とやっぱり思うんだよ。

それでも担当のスタッフの子には辞めてほしくない。私がうちに来て欲しいと思って採用して、それで一緒に働いて、この人と長く一緒に働きたいなと思った人たちだから、辞めるなんて言わないでよ、と本気で思っていて、そう言っているが、私は辞めることを考えている日々。でもどれも本当の気持ちだし、正直な希望でもある。

 

私メンブレしている時もあるけど、30分以上同じ事を考える事ができないことがうつ状態への突入を回避しているのではないかと思っている。確かに一時期は本当におかしかったし、同僚にも友達にも親にも心配かけたけど、それでも今はたくさん寝てたくさん食べる日々に戻ってきている。五里霧中なのは何も変わらないんだけども。

 

ただ、少し未来を想像して進めていきたいと思える状態になったことは救いなのかもしれないなと。人はいつでも何にでも慣れていってしまうので、本当の望んでいる状態とか、そう言ったことを忘れてしまうものなのだろうし、何も考えずに進めていければ本当は一番いいのかもしれないが、最終的に何が手に残っているのかを考え始めた時の虚無感はどうにも耐え難い。

 

関係ないけど、小学生でもタイミングがバッチリだったら田中のスパイクを止められる、って言うセリフがハイキューにあるんだけど、それがめっちゃ好きで。全てタイミングが合えば、普通に無理そうなものでも超えていける可能性があるってのがいいなと。全てを薙ぎ倒していけるような強さとかバランスに優れた人間だったら勝ち確だけど、そうじゃないから。

でもこれは精神論ではなくてバレーボールの技術の話をしていたので、事実そういうことが起こり得るということ。奇跡ではなくて、確実なポイントになるよってことです。