究極の選択とか言ってたかも

めちゃくちゃお風呂に入りたくて、めちゃくちゃお腹空いてて、めちゃくちゃ眠かったら、どうするー?

 

小学校の時に、なぜかこんな会話をしていた。小学生の時にこんな状態になるようなことは全然なかったので、なんとなくその時の私は、軽く何か食べて、寝る、起きて風呂。って思っていたけど、実際の状況はそうではなかった。

 

7月の最後の週末はフジがあったので、私は新潟にいた。今回も宿を取らずに1日だけ参加を貫いたのだが、前回ほど、観たい人が集中していなかったことがかなりの脱力参加になった。

ともかく私はthe STROKESが観たかったのだ。コロナのタイミングで一度、ヘッドライナーの発表があり、フジ再開後も、海外組不在だったために、今回がコロナ前のような状態に戻ったのだろうなと思う。ただ、コロナ前に行った時は台風だったので、通常のフジではなかったことから、私は今回が、大昔に参加したフジとの答え合わせな感じだったかな、

 

私は金曜のチケットを取った後、行き帰りをどうするかについて毎度のことながら、悩み始めた。宿がないということは、朝までフジにいてバスが動いたら新幹線で帰るのか、バスツアーのバスで帰るのか、その2択だと言える。

前回は、深夜帯も観たい人が多かった。色々とタイムテーブルを組んでワクワクしていたら、大雨で完全に予定が潰れてしまったのだが、今回は、そんなに観たい!とかがなかったので、バスツアーを利用して夜のうちに下山する方を選択した。

大昔に参加した時は行き帰りバスツアーを利用したが、バス会社が運行している3列、リクライニングとかではなく4列の観光バスだった記憶があり、以前のように京都〜苗場を夜通し座って8時間なんて無理ではないかと思い始めた。

折衷案として自分の中で出したのは、4時間で帰る東京行きに乗車するというもの。東京から大阪へは新幹線に乗ればいいのだ。

この選択だと夜通しライブで立ちっぱなしということはない、少なくとも座っていられる。眠れなくとも4時間であって、翌朝に新幹線はどのみち叶う。ネックは交通費がめちゃくちゃかかるってことだ。

苗場〜東京は¥11,000(片道)同距離を上越新幹線だと¥7,000程度(指定席/片道)となっている。東京から新大阪は大体¥18,000くらいだったか。そんなもんでしょう。

因みに苗場〜新大阪は¥18,000(片道)なので絶対に苗場から乗るなら新大阪まで行ったほうがお得だし、楽なんだとは思うが、8時間観光バスに揺られるのかーと思ったのだった。

結局選択したのは苗場→新宿(東京行きが売り切れていた)→東京駅→新大阪のルートで帰ることにしたのだが、体感としては8時間でもいけそうな気がする。だった。

東京までは4時間だったのだが、元々は5時間ルートで、1時出発6時到着の予定だった。1時間程度ごとに休憩が入って、結局5時に新宿に到着した。都庁前に到着したのだが、私に都庁の場所なんてわかるわけない、というか駅前にあるんだと勘違いしていたのだけど、駅からちょっと歩くんですね。

4時間で到着したタイミングで爆睡していたので、ぼーっとしたまま無意識に前の人の後をついて歩いていた。本当に全員駅に向かってくれててよかったよ。途中でMAPを開いたけど、それまでは全く何も考えず後を追跡していたのだから。

もしか新宿住みの人だったら私は家までストーキングしていたに違いない。とはいえ、私も新宿駅に降り立ったことが初めてではない。ヨドバシとか電気屋さんがあったことは記憶している。なので都庁が駅前でないことは理解し始めていた。

爆睡状態で「新宿到着です!」の運転手さんのアナウンスで飛び起きたので、めちゃくちゃに眠い。夜遊びの後の元気そうな大人たちの笑い声を横目に、同じ状態なのに私はどうしてこんなに眠いのだろうと自問していた。眠い…

お天気の新宿を歩いて、地下道を見つけて人の流れに乗ったら反対方向だったので、JR新宿駅に戻った。東京駅に直通の電車に乗って、東京駅に着いたのは5時半すぎ。新大阪へ行く始発は6時発で、結構混み合っていた。私は今回お風呂タイムを設ける時間的余裕がなかった為、できれば誰も私の隣に座らなければいいと思っていたが、どうにも無理らしい。6:15発もあったが、15分も待てない。それくらい眠い。それに晩御飯を食べ損ね(ライヴに必死になってしまったから)たので、お弁当とかと思ったが、駅弁を食べるのはおそらくできない気がした。

駅構内のコンビニは私がいたところでは開いていなくて、結局本当に何も手に入れることがないまま、新幹線に乗車した。そして新横浜から名古屋まで3列シートで3人並ぶ羽目になった。汗臭くてごめんなさい。と思いながらも爆睡と覚醒を繰り返していた。

ワゴン販売のワゴンが通るたびに覚醒。私が爆睡しすぎてワゴンに激突して迷惑かけてんじゃないかとヒヤヒヤした。

最近は本当に新幹線も混み合っている。新幹線は大阪ではなく新大阪に到着するのも私にとってはなんとも面倒臭いなーと思ってしまう。私の家からだと新大阪までは梅田を越えるためだ。仕方ないが、この空腹と眠気と汗まみれ状態の私にとってはかなりきつい感じなのだ。もし次回、宿無しで山を降りることにするなら大阪行きに乗車しようかなと思う。

 

しかも全く記憶になかったのだが、ツアーバスの乗り場がめちゃくちゃ遠くて、一応乗車券が送られてきた際に地図がついていたのだけど、想像の数倍遠かった。めちゃくちゃ歩いて、ここ降りていいの?って階段を降りた先に、乗車列があって、売店があった。うっすらとした記憶で、最初にフジに来た時はこの売店で何か購入した気がする。

 

最初はバスに乗り込んで、足の伸ばし方を調整しつつ、休憩のタイミングで降り、うろちょろしていたのだけど、そのせいで、到着時間の5時には最強の眠気に襲われていた。

さっきから大阪までは8時間と書いているが、行程表では9時間の予定なので、10時に新大阪着なんだと思う。大阪駅だったかな。

 

前回はあわよくば11時からwhite stageのGEZANを見たくて越後湯沢に10時前に到着したら、戸愚呂を巻くように人がいて、どこが最後尾かわからず、1時間以上待ってシャトルバスに乗車した記憶があったため、今回は16時のyves tumorを見るために、越後湯沢駅に14時前到着で行ったら、本当に全然少なくて、15分程度並んだら普通に乗れて、30分程度で苗場に到着したので、のんびりご飯を食べることができた。

この時間がいいなと思うが、見たい人がたくさんいたらこんなのんびりした時間ではいけないと思っている。

 

本当に東京駅に人が多すぎて、何か食べ物と飲み物を購入しようと目論んでいたが、乗り換えの時間では対応できず、今回本当にずっと空腹でいる時間が長かった。

 

今にも倒れそうなくらいの眠気と、空腹と汗臭さにまみれた私が最初に選択したのはシャワーだった。ともかく服を脱いで洗濯機を回し、そのままお風呂に入って、全身丸洗いをした。とってもスッキリ。お風呂のハードルは全身丸洗いではなく、お風呂後のスキンケア、ヘアケア、ボディケアとドライヤーであり、シャワー自体は30分で完了するが、同じ時間だけ、お風呂上がりに時間を費やすことが、この眠気の前では本当に苦痛でしかない。

しかしながらびしょびしょの髪では眠れないので、仕方ない。私がベッドに潜り込んだのは10時半頃だったかなと思う。よくやった私。

お風呂→睡眠→ご飯が正解だった。