奈良でアナログを買う

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harvest

奈良に行った時に、アナログを買ってきた。throat recordsへ行ったのは初めてだったが、住所からなんとなくの場所はわかっていたので、さささっと行ってきた。

 

ネットで買おうと思っていたけれど、荷物の受け取りをどうしようかなと思っていて、注文をせずにグダグダしていた。

お彼岸に父親のお墓参りに行くことができなかったので、この時期にまでずれ込んでしまったが、ようやく行けた。それで、母と一緒に奈良でランチをとり、お茶をして、何やら色々な話をしてみたり、年末年始をどうするのかを相談とか。していた。

 

母親と別れ、大阪に戻ろうと思った時に、ようやく、自分が奈良にいて、音源を買って帰れることに気付く。

問題は営業しているのかどうかだったけど、予定表を見ると営業日だったので、近鉄奈良駅からトコトコと歩き出した。

最後にLOSTAGEを観たのは2月が最後で、それからのライヴも観ることができなかった。最後に観たライヴは4人体制で、殆ど新曲で、あんまり知らないバンドのような感じがしていた。

 

HARVESTは最初Spotifyで発売されていたけれど、購入する気になれず、そのまま気になりながらも放置していた。そのうちフィジカルが出るだろうと思ったし、その時に欲しかった。

随分と放置していたものだ。どのくらい経過したのか、フィジカルが出た。CDを購入しようと思っていたものの、結局それ自体も私は放置してしまっていた。

それくらい、コロナはライヴから足を遠のかせてしまったし、私もライヴへ行かないのなら急いで音源を聴く必要なんてないと思ったのだ。

それに店に行くまでCDにするかアナログにするか決めかねていた。でも店頭でアナログを見たら、それが欲しくなってしまった。

家に持ち帰り、聴いた感想としては、はっきり言って華やかさはないなと改めて思う。でもいい曲だなと思う。ライヴで聴いたものとそうでないものがあるし、これまでのようなインパクトがあまりないと思う。じんわりしたアルバムだという印象。インパクトがなくなったのは少し前からだ。だからってなんだとも思うには思う。

じわじわじわ。何回か聴いて、やっぱりいい曲だな。最初に聴くとフワフワしている印象がある。音楽をいつ聴くのか、どういう状態で聴いているのか、またどういう空気にしたくて聴くのかによって、選ぶ曲が変わるものだろう。

TVとかで流れている曲を耳にして、一体いつ聴くのだろう。と思うことがある。いつ聴いてもいいはずなんだけど、私にはこの曲を聴くタイミングなんてないだろうなと思うことがある。こんな曲をいつ聴くの?こんな映画いつ観るの?マシュマロ食べるタイミングって?…

ブコメ映画なんてデート以外で観ることなんてない。よっぽど好きな俳優が出ていれば観るかもしれない。そうじゃなければデート以外で観たりしない。

映画はわかるが、この曲をいつ聴けばいいのか?と思うことがある。私が次にそれを聴くのはきっと誰かがカラオケで歌った時だろうなと思う。もうこの時期、行くこともないけれど。

 

私がLOSTAGEを聴くタイミングは、そうだな。道を歩く時。

それから、アナログを聴くときは、のんびりしている時。

エモい気持ちになりたくなる時に聴いたりはしないかな。

白いアルバムの曲はエモい気持ちが湧き上がる気がする。以前のアルバムならそういう感じがしたように思う。それが時を経た証明なんだろう。

 

しかしながら、きれいな歯並びだなと思って見ていた。いい髑髏だな。