瀬戸内海は凪

近頃、疲れ果てて寝落ちしていることが多く、こないだはなぜか19時に寝て、翌朝7時まで寝てしまった。どうりで眠いはずだ。

 

先日、男木島に行くことがあった。港から男木島灯台へ行くには一本道を通っていく。車の通れない山道を抜けていくのだが、大自然の山道なので虫の量が尋常ではなかった。見たことある虫や見たことのない虫も併せてそれはもう大量にいた。

 

私には相当怖く、ずっとソワソワしていた。その中で、突然ブンブン鳴って大量の虫が発生しているスポットとかがあって、虫に遭遇したり羽音が聞こえたら、ともかくダッシュするとか駆け足で通り過ぎて、怯えながら進んでいくと20分くらいで灯台へ到着できた。

 

灯台はひらけていて、虫はトンボくらいしかおらず、大海原を眺めることができ、波の音と光と灯台でとっても良い景色だった。帰りたくない。あの怖い道をまた戻るのかと思うととても億劫になってしまう。もう少し山道ではない道はないのかと思ったが、ないらしい。港に戻らないとホテルにも帰れないから、どうしても帰らないといけない。

 

意を決して、きた道を戻っていったが、やっぱり、ダッシュしてみたり、かなりの早足と駆け足で進んでいった。日傘で虫を避けつつ進んだ。日傘は本当に役に立つ。あまりにストレスがかかると無意識にしゃべってしまうものなのかもしれない。「無理無理無理…」「こわー」「ひいいいい」「もうやだー」とかなんとか、気づくと結構声に出てしまっていた。平日だったので人が少なく、誰にも聞かれていないと信じている。人の気配がしたら、平然とした顔で行き過ぎる努力だけはした。

もうしばらく虫との遭遇は遠慮したい。

あの恐ろしい羽音が耳について離れず、夢にまでみてしまったのだろうと思う。とっても良い景色だったし、海を見れてとっても満足だけど、本当に怖い思いをして本当に疲れてしまった。大自然は大好きだが、その中では生きてはいけないのだなと改めて感じた。

 

高松港を10:00出発→10:40男木島

10:50豊玉姫神社

11:00神社を出発して11:20には灯台に到着

やっぱり20分で港に戻ってきた。そこから歩く方舟を見にいって、13:00発の高速船で高松港へ戻ってきた。滞在時間は2時間程度だった。

平日は灯台博物館もやっていないし、瀬戸芸期間外だったので、観覧できるアートも限られている感じだった。私は神社と灯台が目当てだったので満足したが、ともかく虫から逃れることに辟易していて、帰りの船では爆睡してしまった。

男木島灯台

海も綺麗で本当にいい場所。自然っていいなと改めて思う。虫とか平気なら自然に囲まれて生きていきたい。虫が怖くなければ、世の中暮らしやすいのかもしれないなと思う。サバイブできる気がする。

攻殻機動隊を勧められて見ていたんだけど、アニメは大量すぎて、映画を見た。映画が面白かったので改めてアニメを見返そうと思ったんだけど、きっと見終わることなくアマプラから消えるんだろうなと思う。

異世界おじさんも最後まで見れないみたいだし、面白かったんだけどな。残念だ。