ライヴがないことと、ジムに行けないことで確かに時間ができたはずなんだけど。
ここ最近のコロナの対応のせいで、時間が全くなくなってしまった。自宅待機なんてできないくらい普通に会社へ行き、余分な対応が増加したせいで残業をしている。
それにもうみんなピリピリしちゃって、かけてくる電話が既に怒りモードである。
いやいや、そんなテンションでかけてこられても私はついていけないのです。
お陰で、やっときたお休みに何にもやる気が起きなくて、Amazonプライムを観ている。
順に松田龍平の映画を観ている。以前観ることができていなかった映画を観たり、以前好きだった映画をも一度観ている。
探偵はBARにいる3、死人の恋わずらい、青い春、同期、麦子さんと、モヒカン故郷へ帰る、ジヌよさらば、ボーイズオンザラン、昭和歌謡大全集とか。本当はもっと観たい映画があったけれど、プライム対象ではないので、観ることはできない。残念。
大体どれもかっこいいんだな、この人。でも昔観て、松田龍平を好きになったきっかけの青い春を見返して、以前ほど、くるものがなかったんだけど、映画も音楽も一緒なんだなと思った。最初の印象が一番強烈だ。
青い春は映画自体が好きだった。強烈な印象が残ったし、ミッシェルの音楽と相まって、感動的だった。ラストに近づくにつれての青木とか。
確かにかっこいい役ではあるが、大人になってからの方がかっこいい。それは当然か。好きな映画といえば昭和歌謡大全集を今見返しているが、この時はそんなにかっこいい感じがないくらい子供っぽい。どっちかといえば、ラストが一番良い。
まあ良い。私が言いたいのは映画のことじゃない。なんで私が休みごとにやらなきゃならないことが沢山あるのに、映画ばっかり観ているかってことだ。理由はただ一つ。疲れているからだ。
残業をし、イライラした人たちに申し開きをし、ともかく疲れているし、真夜中にいちいち愚痴を言うために誰かの時間を奪うこともできないから、松田龍平を観ているのだ。好きな俳優は他にもいるが、観たい人は他にいないわけだ。俗に言う癒し効果という感じか。喋り方とか声とか歩き方が良いなといつも思う。もちろん顔もだけど。素敵。
それに大量の映画に出ているので、主演クラスか、準主役みたいな映画に限定して観ている。後は、なんとなく観たいやつ。本当は船を編むか、泣き虫しょったんの奇跡か、まほろシリーズを観たかったけど、みれないので、仕方ない。助演俳優に名前がある奴は迷っている。どのくらい出てるんだろうと。ストレスの緩和なので、映画の見方を誤っているとは思うが、許して欲しい。仕方ないのだ、かっこいいから。獣になれない私たちをまとめて見返した頃も同じ状態だった。
眠いのに眠れない頭をなんとか落ち着かせるために映画を観ているのだ。でもWiFiがちょっと重い。最近はずっと重い。眠くて眠れない夜に頻繁に観ているから。いちいち重いのでそれには結構イラつく。
本当はまたライヴへ行けたら良いのだけど、一体いつになったら行けるんだろう。
6月に延期になったGEZANは開催されるかな、もしまだ無理だったら日程未定で延期と言ってくれるだろうか。
DVDを買ってやっと観た。映画館で観た時とは全然違うけど、音の体感と映像の大きさとで飲み込まれる感じは自宅の平凡サイズよりも小さめな家のTVでは味わえないものだ。でもやっぱりちょっとだけ乾いた空気を感じる。悲しいことが多い。
ライヴに行かない日々が徐々に日常となっていく。ジムに行かない日々が当たり前に感じるように。音源だけを聴いている音楽が私はそんなに好きじゃないのかもしれないなんて思う。ライヴハウスが今後も残っていて欲しいと思うし、好きなバンドが残っていて欲しいと思うし、またライヴへ行きたいし、フジにまた行きたいと思う。THE STROKESが来る。
梅雨が明けたら、夏になったら、私たちはライヴへ行っているのだろうか。また真夜中に映画を動画アプリで観ない日々を過ごすのだろうか。体を動かしていないからか、夜更かしも増えた。イライラで疲れているからかもしれない。ビールでも飲んで、気持ちいい空間でゆらゆら良い音楽を聴いて、ニヤニヤ笑っていたいわね。
退屈な日々だ。仕事しかしていない。いや、映画を観ているか。抜け殻のような日々。
前のような仕事の仕方がいいとは思わないけど、この状態は勘弁して欲しい。イライラ、ピリピリの伝播だ。疲弊してすり減っていくのがわかる。松田龍平でHPを回復。他にも回復アイテムが見つかったらいいのにな。