ほんとにあるもの


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そんなこんなで、カフェライヴ克服した訳だが、それでもまた迷っている。またあるんですよね、大阪で。こないだぷらりとそのカフェにランチ行ってきたら、いい感じの場所だった。


最近はあんまり馴染みのない場所の行きたいところを見つけて地図とか見つつ行く。あの昔はよくしたなぁってやつを、またやっている。楽しい。旅行気分なやつ。暇なんやな。多分な。やらなあかんことは、とりあえずほっといて、忘れてしまって、ふらりと出かけることにしてしまう。


大人としてはよい行いとは言えない。と思う。現実逃避なのかもしれない。そうかも。



このあいだ、沈黙の次に美しい日々。を手に入れて、単純にneverendrollがこれにすり替わっただけなんやけど、聴いている。これは暗いよ。って教えてもらったのだけど、gezanの曲って暗くはないし、いつも底の方がぽわっと光っているので、大丈夫だよと思って聴いた。


最初はおお、暗い曲があるな。と思ったけど、暗い曲なのかわかんなくなった。ヒリヒリする感じの曲があるものの、全てがそうではなくて。ぷかぷか浮き上がって飛んでっちゃいそう。独り言を詰め込んだような静かな夜から朝にかけての音楽のよう。独り言ではないやろけど。

これを聴きながらいつもの梅田を仕事終わりに歩いていたら、いつもと違って見えたものです。映画みたいなね。


美しいって形容されているものが多いのだけど、私はあまり美しい曲だと思って音楽を聴いたことはこれまでにありません。なので、よくわかりませんが、ええ曲やなと思うことはよくある。

いい曲が出来上がるのって一体どんななんだろう。どんな気分なんだろう。おれ、天才やな。とか思うのかな。アホっぽいけど、私やったら思うな。天才やと。


私、美しいって形容を殆どしてこなかったことに気付いたわ。綺麗と美しいってなんか違う。



新しい場所は新鮮で刺激的で。かつ居心地の良い場所だったら満ち足りた気分になる。思い立った自分にも、たどり着けたことにも、ここにあった事実にも。