2月の終わり

毎日終電で帰っていた日々に嫌気がさして、逃亡したくなったわけではなくて。ちゃんとした休みを取って私は2月の最終日に東京へ行った。

 

勿論、翌日は仕事だったので、帰ってこないといけなかったし、久々の休日だったのでただただお天気の良い空に飛んでいきそうなくらいの軽い気持ちを持っていて、これまでの疲労続きの日々なんて何もなかったようなくらい。足のむくみだってとれちゃったんじゃないかな。なんて思った。

 

朝はいつもより1時間くらいゆっくり眠った。それから洗濯をして掃除をして、今にも笑い出しそうな妙なテンションで家を後にした。明日の夜には帰ってくるのに、まるでしばらく帰ってこないなんて気持ちになる。幻想。

 

少し寒さも和らいで、昨日天気予報で気象庁的には3月って春なんですよって天気予報士の人が話していたなぁなんて思う。キラキラ光る空と冷たい風と見上げた高速道路。地下鉄の入り口に差し掛かって、お休みだという喜びをかみしめる。別にワーカホリックなんてもんじゃない。こんなの不本意だ。

正午前に新大阪について、それから、にやにやをかみ殺して新幹線に乗り込んだ。私は移動することが大好きだ。新幹線も飛行機も。新幹線は仕事の人が多いからそれほどわくわくに満ち溢れた人がいるわけでもないが、飛行機は旅立つ人が多くて、とても好きだ。

 

眠くて仕方がないけど、変なテンションなので、スマホで今日いく場所を決めようと、tokyo art beatのアプリを立ち上げたら、以前と表示が変わっていて、私は何を観ようと思っていたのかさっぱりわからなくなった。

まあ、その程度だったのだともいえる。検索か人気かしか表示しないので、東京に土地勘のない私には到底調べようがない。【人気】を眺めていたらchim↑pom無人島プロジェクトを見つけた。写真が載っていて、これに決めた。

 

清澄白河…これまで生きてきて聞いたことがない。一体どこだ。

住所なんかでわかるわけがない。○○区なんてわかるわけない。今日の夜には新代田に行ってることだけが決まっている。そんな2/28だった。

品川→清澄白河の乗り換え案内は後で見るとして、清澄白河でランチを取ろうと決めたのだけど、私は移動中に文字をしっかり読むことができない。検索中に酔ってしまいそうになって、目を閉じた。気付いたら新横浜だった。

 

ははは。私は元気だ。仕事の引き継ぎ漏れに気づいたが、なんだか気持ちに余裕がある。ランチをとりながらメールしようなんて思って、新幹線のホームからホテルまでの時間をはかるために、ストップウォッチを開始した。

 

 

Because Brain tells me!

Because Brain tells me!

 

 

 

 

3月からは春だそうです。

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とにもかくにも、荷物が受け取れないわけです。今はコンビニ受け取りなどのサービスがあるものの、対象ではないらしく、私は最遅の20:00の壁を越えることがどうしてもできなかった。


ラストチャンスと思われた土曜日に顰蹙を買いつつも、強引に仕事を切り上げたものの、21:00をまわってしまって、手も足も出ない。もう荷物はかえってってしまう。やっぱり宅配ロッカー付きのマンションに引っ越そうかな。


ああ、いつ荷物を受け取れるのだろう。

目を閉じれば、立ったままでも寝てしまいそうな日々。疲れた、眠い、お腹減ったが口癖になりつつある。とうとう電話を取って、なんて名乗るのがわかんなくなる。そんな日々。


やっとやってきた休みに、お家にいることにも大阪にいることにも嫌気がさして、東京へ。勿論そんなわけではないのだけど、ともかく東京へ来てみた。

ライヴで関西圏を出るのはマイルールに反するので、初めてではあるが、ワクワクしすぎて、疲弊した日々も白く光って飛ばしちゃうくらいの威力がある。


初めての場所。初めて歩く道。ピカピカの空。風が冷たくて気持ち良い。


あの日の東京


2/17 SHOWNEN LOSTAGE/toe

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なんの写真かってセトリです。


2/17 toe × LOSTAGE @ neverland 

LOSTAGEのセトリです。上手く撮れなかったので、読めない部分があるけど、新曲です。


なんか久々に観た気がする。ザゼンとツーマン以来のような。昨年の10月あたりはlostageを観る機会が多かったので、しばらく観なくていいかなと思っていて。久々だとやっぱりかっこよかったです。新曲も増えていて、いい曲で、音源も楽しみだなぁと。


なんかね、いい曲なんですよ。15年前となんも変わっていないってMCで話してはったけど、本人がそういうならそうなのかもしれない。同じ人なので、きっと根源は同じなんでしょうね。でも前回のguitarでちょっと曲がり角曲がったみたいな気がするんですけどね。曲がり角曲がるって表現はあんまりよくないのかも。違う階層に行った感じがある?のかも。


ライヴで曲単位で並ぶとそうでもないけど、アルバム単位で見るとちょっと違うというか。そんなこと言ったらECHOESから違ってきたのかも。何が違うって、これまでの私の中のイメージと違って来たような。



うまく言えないが、昔の曲と今の曲って感じがする。イントロが長いとか、いい曲ってのは一緒としても。

でも、戦争って曲に、僕らは正しい、いつだって。君らは楽しい、いつだって。

みたいな部分があるのだけど、とてもらしいなと思った。勝手に。



最近はMCも面白くて好き。人でパンパンのneverland もいいね。奈良に人がいるのはいいことやと思う。


toeを観るのは2回目で、かっこよかったな。お客さんがいつもより身長高めでした。neverland でソールドしてしまうような時は早めにチケットを取っておかないと何にも見えないという事態に。今回は50番台だったのだけど、結局100番目あたりってことで。まあ、顔しか見えなかった。toeの時は顔も見えなかった。


といっても小さな場所なので、どこにいても音は充分なんですけどね。aiming for enrikeと8ottoLOSTAGEのスリーマンがneverland であるそうだ。3月末ってもう、少し春めいているのかなー。早く冬は終わってしまえばいい。


Segway Nation

Segway Nation



コーヒーはブラックです

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大きな月が出ていた。その日は明るくてまんまるの。

夜を歩くと月を見上げて見たり、星を眺めてみたり。上を向きすぎて歩くのは、きっとあまり良くない。


雨の日は勿論見上げながら歩いたりしない。傘を差しているし、曇って星は出ていないから。あの星に名前があるとして、私にはわからない。星座もわからないし、ただチラチラ光るのを、見ているだけ。いや、見ながら歩いているだけ。


こないだヱントツコーヒー舎に行った。千本今出川にある。ほんとはある日、下鴨yugueに行く予定の日に行こうとしていて、行けなかったのだけど。こう見るとカフェのハシゴみたいだけど、yugueはライヴの為だった。


それで、今回は京都のお友達とヱントツコーヒーに行ってきた。ネットで色々記事が出ているので、平日でもお客さんがたくさんだった。と言っても小さなところだけど。


友達と会うと、お話をするだけになっている。特に年上のお友達になると殆どそう。一緒に買い物に行くなんてことはない。結局、カフェのハシゴとか、カフェからお酒へ。になるのだけど、たまにはいいか。



甘い食べ物はいいが、甘い飲み物はダメ。

紅茶に砂糖は入れないし、コーヒーにも入れない。コーヒーに砂糖を入れると苦味が引き立つので、1番美味しい飲み方は砂糖を入れるものだと誰かが言ってたような気もしないでもないが、そんなことは知らない。


甘い飲み物は太るので、飲んではいけない。この母親からの刷り込みのせいなのか、清涼飲料水を飲むことは体に悪いことしてるって気分になる。だから、たまに飲むこともある。


体に悪いことをしたくなった時に。


来日するそう。観たい。



Life Without Sound

Life Without Sound


茫漠な日々

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新しい場所に行くことを忘れていた気がする。いつからか物怖じしてしまったり、のびのびすることを忘れていたり、面倒に感じてしまうこともあるからだろう。


ありふれた場所のよく見る景色の、曲がり角の先には、先日まであった建物が取り壊されていて、更地になっていて。だからといって何があって、何が壊されなくなったかなんて、覚えてなどいない。

例えば昨日とおんなじ人と、今日ここですれ違ったとして、私は気にも留めないと思う。それほど、茫漠な日々。



毎日仕事をして生きていて、進行形で生活をしていて、とりとめがないなんて、どうかしているが。普段の生活範囲を外れた時にだけ、記憶が残っている。


ほんとのことを言うと、私は記憶力が悪い方ではない。結構覚えている。誰があの時、なんて言ったとか、私はこう思ったとか。あれは何時だったとか。雨が降っていたとか、TVがついていたとか、ニンニクの匂いがしたとか…

だけど、正直、どうでもよい。そんなこと。残したい記憶とそうでない記憶ってやつだ。後者の記憶を残すために前者が消えるなんて困る。だからって、そんな操作ができるわけではないのだけど。毎日いろんなことが行き過ぎて通り過ぎて、すり傷を作ったことすらはっきりしない。


そのための、備忘録にしておく。

忘れないことと、このとき思ったことと、感じたこと、忘れたくないと思ったことを書いておく。


バラバラの断片をなんとなくつらっとまとめてみたり、断片のままだったり。


turry'sの飲み物のなかではカプチーノが1番好きです。


これに入ってるmint youが好きです。


SCHOOL OF FUCK 300枚限定 7インチ アナログレコード

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ほんとにあるもの


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そんなこんなで、カフェライヴ克服した訳だが、それでもまた迷っている。またあるんですよね、大阪で。こないだぷらりとそのカフェにランチ行ってきたら、いい感じの場所だった。


最近はあんまり馴染みのない場所の行きたいところを見つけて地図とか見つつ行く。あの昔はよくしたなぁってやつを、またやっている。楽しい。旅行気分なやつ。暇なんやな。多分な。やらなあかんことは、とりあえずほっといて、忘れてしまって、ふらりと出かけることにしてしまう。


大人としてはよい行いとは言えない。と思う。現実逃避なのかもしれない。そうかも。



このあいだ、沈黙の次に美しい日々。を手に入れて、単純にneverendrollがこれにすり替わっただけなんやけど、聴いている。これは暗いよ。って教えてもらったのだけど、gezanの曲って暗くはないし、いつも底の方がぽわっと光っているので、大丈夫だよと思って聴いた。


最初はおお、暗い曲があるな。と思ったけど、暗い曲なのかわかんなくなった。ヒリヒリする感じの曲があるものの、全てがそうではなくて。ぷかぷか浮き上がって飛んでっちゃいそう。独り言を詰め込んだような静かな夜から朝にかけての音楽のよう。独り言ではないやろけど。

これを聴きながらいつもの梅田を仕事終わりに歩いていたら、いつもと違って見えたものです。映画みたいなね。


美しいって形容されているものが多いのだけど、私はあまり美しい曲だと思って音楽を聴いたことはこれまでにありません。なので、よくわかりませんが、ええ曲やなと思うことはよくある。

いい曲が出来上がるのって一体どんななんだろう。どんな気分なんだろう。おれ、天才やな。とか思うのかな。アホっぽいけど、私やったら思うな。天才やと。


私、美しいって形容を殆どしてこなかったことに気付いたわ。綺麗と美しいってなんか違う。



新しい場所は新鮮で刺激的で。かつ居心地の良い場所だったら満ち足りた気分になる。思い立った自分にも、たどり着けたことにも、ここにあった事実にも。



下鴨あたり

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ライヴハウスなら何にも迷わないのだ。


出町柳にあるyugueにてライヴがあった。初めていく人は見過ごすだろうと言われていた所だったし、私は地図をみていたものの下鴨神社しかわからないので、迷うだろうと思っていた。


なんのサイトだったか、下記の言葉を抜粋してメモして行った。


(葵橋東詰から下鴨本通を北へ、下鴨中通との分かれ道のところのあります。叡電出町柳駅から15分くらい)


これで無事にたどり着きました。といっても店の前に人がたくさんいてたので、わかっただけです。きっと見逃す感じだった。


スズメンバ、マヒトゥザピーポー


ここの前に、行きたかったカフェがあったのだけど、時間配分ができずに行けなかった。行っていたら、ここのライヴには間に合わずなとこだったかも。


何をそんな迷ったのか。




カフェでライヴ

ライヴハウスのライヴと何が違うねんという人もいるのかもだが、大いに違う。

ビルボード大阪に1人で行くのなら必ずカジュアル席をとりますよ。カウンターで軽く飲みつつ見ることができるから。

テーブル席は4人掛けなどになっており、ステージには近く、食事ができるが、なにやら気まずい。座ったことないけど。

そんな感じ。


一つのテーブルを全然知らない、お友達たちとかカポーと囲むのはなにやら気まずい。


カフェでライヴにありがちな予感の、座席問題。友達であれ、彼氏であれ、誰かと一緒なら座席問題はほぼクリアされています。


次に、チケット問題

今回もだったが、基本メールにて予約。ライヴハウス予約のフォーマットを思い出してみる。単純に知らない人に知らない人からメールが来ちゃうこのお邪魔します感に緊張するわ。

でも相手方はいつも丁寧で、色々記載して頂き問題は微塵もありません。


そもそもの問題は、空気感や挙動である。ような。気がする。

今回は全体的にゆるゆるしており、とても居心地のよいカフェだった。オシャ過ぎるカフェは落ち着かないものだが、いい所だったな。また行きたい。



畳の敷いてある定員25名のお座敷に、ピアノの椅子の座面や、ベンチ、おざぶや敷物の敷かれた場所で、窓際には椅子と、譜面置き。


マヒトゥザピーポー

裸電球をプチっと切って、窓からはいる街灯の明かりだけで始まった。人がいると暗闇も怖くないものです。


知ってる曲は前にも聴いた石と花の曲、待夢、never endrollだけ。他にも数曲あったけれども、なんかいい曲だった。なんだろう。モジモジしちゃう弾き語りライヴではなかったな。


夜空ノムコウをカバーしていて、確かに聴いたことはあるものの、こんな曲だったんだなぁと改めて感じたわ。いい曲やったんですね。


スズメンバ

初めて観たし、YouTubeでも一度も聴いたことがないので、本当に初めてだった。なんかほんといろいろの感じで、ぽわんと聴いておれた。また大阪でも観る機会があるぽいので、行ってみようかな。


今日は寒さも和らいで、座敷は人が沢山いたのであったかくて、眠たくなって来た。割とつめてすわっていたので、おしりの骨が痛くなって、三角座りは痛い。横坐りしては足が痺れたり。


飲み物も美味しかった。500円だった。カフェだと飲み物の種類も多くていいかも。楽しかったな。