移動に次ぐ移動の生活

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なんだかアホっぽくて思わず買ってしまった。


結局、家から5時間はかかった。


東京駅まで家から3時間で、東京から新宿まで15分で、新宿から古河まで90分で、古河駅から市役所まで、20分かかる。

めちゃめちゃ遠かった。東京から90分なのは確かなんだけれども、旅先での90分は途方もなく遠かった。やっぱり、東京から新大阪に着いて、そこから、15分かけて、大阪駅に到着して、50分かけて奈良まで行き、20分ほど歩いて大仏見るのって、きっと面倒なんだろうなー。となんとなく思った。


いや、東京駅から都合2時間なんだから、新大阪~奈良では比較にならないな。奈良に行くのに、何故か新神戸駅に降り立ち、東大寺を目指すくらいの疲労感。といえば、わかりやすいのかも。完全に私にとっての置き換えに過ぎないけれども。


というくらい、古河スペースUは遠かった。駅から徒歩20分だったが、もう辿り着く自信がなかったので、タクで市役所まで向かった。ほんのり小雨が降っていた。到着すると長蛇の列。おじいちゃん、おばあちゃんが並んでいて、よく見ると期日前投票の列だった。


ほんとに市役所やねんな。その投票の列のこっちにステージ、あっちに飲食テントって感じだった。ステージは全て建物内部に設置されているので、基本的に濡れずに快適。


私は6:30の新幹線に乗り込み、駅にて朝ごはんを食べ、新宿駅に辟易しながら、古河へ向かったので、突然少年の途中から観ることができた。


弾き語りステージの方は、ちゃんと観れなかったものの、基本的には全員のステージを観た。メインステージのドアを2枚開けると弾き語りステージなので、非常に観やすいものの、ぎゅうぎゅうだった。


今回観たかったのは

age factory

8otto

gezan

口ロロ

LOSTAGE


3つが関西のバンドやのに、なんで遠出しやなあかんのやろう。と思ったのは思ったんですけどね。全感覚祭がめちゃよかったのと、これからしばらくgezanLOSTAGEもライヴないなーと思って。口ロロ何気に観たことないし。しかも生活。


なんか意味不明の勢いに押され、このままやと、東京までの新幹線+ホテルの予約ができなくなりますよー、の期限に急かされて、慌てて予約をとって、そのままチケットを購入した。


まあ、今年で古河は最後ということなので。もし来年古河だったとしたら、もう行くのやだなあ。です。そのくらいに消耗しました。遠ーい。行きしはいいんです。楽しみやし、新幹線で爆睡してて、まだ元気やし。新宿から直行の快速に乗れたし、駅からタクでピューンとたどり着いたし。

帰りがねぇ、1日ライヴでくたくた、雨降りで、市役所にタクなんて待ってないから、徒歩で駅に向かうねんけど、行きしを歩いてへんから、どんだけ歩くか皆目見当がつかない。その上道順も不安で、駅はあっちだよ。って案内が殆どない。このままこの速度で17分乗れるん?の不安のまま早歩きで突き進むも乗れず。19分!つーか、古河駅の案内が見えて、到着!と思って角曲がったら、めっちゃ先に駅が見えて、あーもう間に合わんな。と悟ったですよ。。


私って疲れておる!って実感。

でも、見ず知らずの場所を道に設置されている案内図を見て、乗換案内とマップを調べて動くのは結構楽しい。こーゆう時はスマホよりタブレットが見やすい気がするけれど、あんなもん電車移動で持ち歩きたくないわー。


ライヴはめちゃよかったよ。





10/7全感覚祭

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雨が降っていたけれど、そんなのは気にならなかった。


私は気持ちが弱いんだと思う。貧血で調子が悪かったので、本当は見たかったbachoを見逃した。私が初めて南海の堺駅に降り立ち、キョロキョロしながらたどり着いたときにはnot wonkがステージにいた。


まだ辺りは明るくて、ああ、知ってるー、この曲。この時、少し遠くて、あんまりちゃんと聴こえなくて、吸い込まれる感じがして、やっぱり彼らはほんとに。


the guaysの前に、夕暮れが最後に広がっていた。


omsb&hispec楽しかったー!ああいうのを見せられると、前進していく音楽というのを痛感する。ロック好きなんてオルタナ好きなんてもういないんだなと感じてしまうわ。あの日そこにいた人はその限りではないだろうけど。



LOSTAGE窓かガスかわかんない…多分。

さようならおもいでよ

窓かガス

ポケットの中

surrender

ひとり

goodluck


めちゃかっこよかったですよねえ。楽しそうだったし、楽しかったし!やっぱり曲名は覚えらんないな。


テニスコーツ、めちゃめちゃ好きになった。いいなぁとは思っていたけど、そんなんじゃなかった。素敵やったわ。かっこよかった。


GEZANはもう、この日は確実に最高に見えたな。雨が降り始めて。まぁ、この程度か、くらいの雨粒やったけど、そのうちまあまあ降ってきて、普段なら傘開くかもなってくらいには降り続いたけど、気にもなんなかった。

瘡蓋と爆撃機

夕日の歌

待夢

blue hour

absolutely imagination

wasted youth

22時くらいで、勿論辺りは真っ暗で、人も沢山いて私からは光に照らされて、ぽつんと浮かび上がるマヒトさんしか見えなかった。まるで偽物かのような現実感のない凝った演出みたいだったけど、届く音は本当にリアルで。これまでみたいに泣けるって感じじゃなかったな。もっと強い感じ。


ただ最高に楽しくて、なかなか寝付けなくて、翌日の仕事は死ぬほど眠かった。それでも妙にテンションだけは高くって、時折ぼんやりして。


なんで投げ銭なんだ。って理由は色々話してはったけど、実際に行ってみると、それはそれでありと思った。実際に足を運んで、空気に触れてみる。人伝いに見聞きするんじゃなくって、リアルにそこに紛れることで感じることも、思うこともあるだろう。

考えているだけより、実際に面倒臭いことなんてあんまりないのかもなと思う。

 

手に触れたらそれはトゲトゲしてなくて、もふもふしてたんだなって思うこともきっと多くあるんだろうな。知ってるつもりで知らないこと。わかっているつもりのこと。わかんなくていいことも、きっとある。




2017/09/22LOSTAGE@fandango

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LOSTAGE indreams tour @fandango

ワンマンです。


何度もいうけれど、もうライヴで観たって衝撃を受けたりはしない。見続けていることもあって、新鮮味はない。見過ぎかな。


いつまでも新鮮に思うなんてありえない。セトリも似通ってくるだろうし、曲だってそうだ。忘れた曲もあるって言っていたし。アルバムが完成して仕舞えば、本人は自分のアルバムをそれほど聞かないのかもしれんね。



ここにいる人らは、ヒエラルキーの最下層にいる奴らやろ。って言っていた。

以前、GEZANのマヒトさんが、

ここにいる人たちは、何か満たされていないんだろうなって顔してる。


どっちにもいた私は満たされないヒエラルキーの最下層ってことになるな。複雑…

ロックとはそーいう音楽なんでしょうけどね。


彼らは今回のアルバムがたくさん売れて、ライヴもたくさんの人が来て(皆待ちくたびれた)お金持ちになったそうなので、本当によかったなと思う。コスパを考えても、瞬発力を考えてみても、ロックバンドは不利だなと思う。



これからも長く続けていきたいって言っていて、いつまでも聴いていたいなと思った。耳がおかしなるけどな。


安定の安心感があって、聴きなれた曲だからだとおもうけれど。私のWALKMANには2,324曲が入っていて、いつもはアルバム単位で聞いているけど、たまに曲のアルファベット順に聴いたりする。やっぱりLOSTAGEだけは、聴けばすぐにわかる。曲名は思い出せなくてもLOSTAGEってことは間違わない。そのくらいには聴いている。



明日、つまり今日9/23にタクトさんが奈良に居酒屋をOpenするそうで。全員自営業バンドで、会いに行けるバンドマンを目指すそう。


来年の生活は奈良に戻したいって話もしていたし、ますますI❤︎NARA

ワンマンはええな。十三ファンダンゴはいいライヴハウスやと思うし、好きなライヴハウスのTOP3には入る。でも十三駅ってめんどくさいなって感じの距離。梅田の向こう側やしな。でも、実際は大したことない距離。



次は全感覚祭。誰か行かないかな。



ロバートフランク展

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写真のことはよくわからないが、観るのは好きだ。神戸三宮にあるKIITOで、ロバートフランク展をやっているので、観に行ってきた。


新聞紙に印刷しているらしく、展示が終わったら全て破棄するのだとか。写真も自由に撮っていいし、入場も無料。作品数も多くて、満足すぎるほどだ。


この展示を知ったのは心斎橋にあるSTANDARD BOOKSTOREのTweetで観たから。今、京都でマグナムフォトの展示もやっているらしいし、それも見たい。マグナムフォトはパリ関連の作品を集めているそう。


ロバートフランクはアメリカの写真集が有名だそうだが、知らなかった。

時代も場所も飛び越えて、匂いや音まで聞こえてきそうな感触が好きだ。写真も音楽も似ているよなとやっぱり思う。


現実だけど、必ずしも現実のままじゃない。限りなくリアルかもだけど。



また今日もNEVER ENDROLLを聴いていた。あれから1年が経とうとしているけれど、こんなに聴き続けるとは。

私は楽器もできないけど、できたらきっともう暗譜できてるなと思うくらいは聴いている。


The Americans

The Americans




phoenix

もう先週なのだな。私の腕がいつもよりこんがり焼けていて、今日、不意に黒っ!と思ったわけです。


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これはphoenix

一度サマソニに出る筈が来ず。単独来日は不覚にもソールドで行けず。何年越しかな。ともかくphoenix一択で、彼らのためにサマソニに行ったわけです。


今回は、去年より数段楽で、熱中症にもならず、快適に、元気に終えました。


CL→電グル→ 5second of summer → phoenix → calvin harris


こんな感じ。


リアムと散々迷った。サマソニはお祭りなので、トリはこっちにした。


今年はミストもあり、ステージ配置がまともになった。そして、花火がなくなり(寂しいが仕方ない)飲食屋台が微妙だった。サマソニ唐揚げはおいしかったな。

東京と大阪の明確な差別化が、もう止まらないね。演者も違えば何もかも違う。都市型といえばそうだけど、僻地。


でも、仕方がない。ここは大阪だもの。


生活は関東に行ってしまって久しいが、今年は全感覚祭が堺にやって来る。



ハバナイは関係ありません。


Welcome 2 SCUM PARK

Welcome 2 SCUM PARK

  • Have a Nice Day!
  • R&B/ソウル
  • ¥1800



8/18FANDANGO "of Emerald"

ライヴが始まる前に、すでに物販にタカさんがいたので、早々にスプリットを購入。勝手に7吋とおもってたけど、CDやった。あれ、ちっちゃ!と思ったものです。


フロアではLOSTAGEのin dreamsが流れていて、来るときに聴いていたので、まるで私の頭の中みたいだった。



メシアと人人

メシアとヒトヒトと思っていて、それに、なんとなく大人数バンドやと思い込んでいた。ヒトヒトやから。メシアとニンジンと読むそうです。それに2人やったし、1人は女の子やった!それに、めちゃかっこよかったわ。ロックてこういうのやと思う。voの彼が、ビッグバードのすごいティシャツ着てはった。音源欲しかったけど、見つからんかった。



踊ってばかりの国

ここFANDANGOの空調は素晴らしく、快適に観ることができたー!なんかよく見えた。都合3回目にして、ようやくちゃんとみることができた。飲みながらゆらゆら踊って楽しいライヴやったな。ええ曲があったよ。なんだったかな。


GEZAN

最高に、最高。なんかもう凄い。いつ見ても、夏のような感じ。今は夏だけど。こないだまで、まるで夏が終わったような風が吹いてて、とっても悲しかったけれど、まだ夏と思ったわ。空調が快適で暑苦しさは1mmもないけど、またもや、手を握りしめてドキドキしてた。

endrollが、ほんとに最高に響いてた。クラクラする。


今日は、目に見えない何かをちゃんと呼んどいたんで。会えない人とか、好きだった人の嫌な思い出とか、やなことも、全部、ここに来るようにLINE昨日してるんで。その目に見えない何かに向けて。


みたいなことを言って、待夢を歌っていた。この曲を聴くといつも思い出しちゃって、泣けてくるけど。なんちゅう歌や。


どこがかっこいいとか、なにがいいとか、うまく言葉にできないのだけれど、一度ライヴを観るとそれはすぐにわかるのだと思う。そこはキラキラしてて、何かを見据えて歌う人がいて、でっかい尾獣玉みたいな音楽を全力でぶつけてくる人たちがいる。


その場に貼り付けになる気分の時も、ふわふわ飛んでっちゃいそうな時も、盛り上がってる時も、最高な気分になる。なんでもできちゃいそうな夜に、ハードルなんて軽々飛び越えて走り抜けていく彼らを観ると。



最後の悪あがき

最後の悪あがき


8/9難波ベアーズ『of Emerald』

8/9にベアーズで、GEZANと踊ってばかりの国のツアー初日。この日はソールドしていたらしく、暑い日に死にそうだった。


むわむわして湿気を含んだ夏の空気に圧されながら、夜の道を歩いてベアーズに入った。前に来たのは、五味さん、マヒトさん、ゆうきの3マンだったっけ。OAの黒岩あすからしき人。の姿は全く見えず、ただ歌だけが聴こえている。私から見えるのは、人々の後頭部と首と、タバコの煙。ライトが見えるが、照らされているはずの人は見えない。椅子に腰掛けているのかな?


人がわらわらといて、進み入ることはできない。しかしながら、ドアが開き、人が入ってくるたびに、奥へ奥へと押し込まれていく。「この空調MAXか?」と聞きたい。暑くて倒れそう。時折、人の動きのせいなのかなんなのか、空調の涼しい風が私に届く。ヤバイ。


歌なんて聞いてられないわ。暑すぎて、腰が痛すぎて、そして、眠すぎて。


GEZAN

blue hourから始まった。人がステージに詰めかけたので、私は結構快適になって、ちゃんと呼吸もできる。それに、これまで観たどの時よりも近くで観た。的確に、鋭く確かに射抜くような目で、前を見て歌うのだな。


とても力強く、確固たる何かを持って、そこにいて、やっぱりちょっと泣けてきた。途中で、じわじわ汗も出て来て、気づくと、手を固く握り締めていた。そわそわして、ドキドキして、興奮しているのか、熱中症手前なのか、よくわからなかった。


son of a beachは試聴した時よりもライヴの方がかっこよかった。absolutely imaginationのMVを観て泣けてきたけど、ライヴではもっと、まっすぐ、突き抜けていく感じがした。なんなんでしょう。この人たちは。


耳がジンジンするほどの音で、まっすぐ全速力で突き抜けて、全部こそげ取って行ってしまった。私は朝から腰が痛いんだった。でもこの時間は痛みをちっとも感じなかった。


暑くて死にそう。を繰り返して、GEZAN後に外に出た。時間がどのくらいかわかんないけど、ただただ満足で、汗だくで、コンビニに向かった。


踊ってばかりの国

確か大昔にカミコベ?かなんかで、観た気がする。しかしながら、記憶にない。

前に詰めかける人よりも、その場で楽しむ感じの為に、私の空気が足りない。腰もやばいし、なにより息苦しい。限界を迎えそうなので、離脱。立っていることに集中していたお陰で殆ど記憶にない。


7inchも買えずに、断念。FANDANGOにてリベンジの予定。結局、その夜半に貧血のような吐き気とめまい、バラバラになりそうな身体を横たえていたものの、興奮のあまり眠れなかった。


なんかわかんないけど、なんかがあるといつも思う。何かは、よくわからない。MVもいいんだけど、ライヴを是非観てほしいなと思う。うまく説明ができないから。


言いたいだけのVOIDのMVは、ほんとに良いけどね。何回観たかわかんないくらいに観ている。


Absolutely Imagination

Absolutely Imagination