茫漠な日々

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新しい場所に行くことを忘れていた気がする。いつからか物怖じしてしまったり、のびのびすることを忘れていたり、面倒に感じてしまうこともあるからだろう。


ありふれた場所のよく見る景色の、曲がり角の先には、先日まであった建物が取り壊されていて、更地になっていて。だからといって何があって、何が壊されなくなったかなんて、覚えてなどいない。

例えば昨日とおんなじ人と、今日ここですれ違ったとして、私は気にも留めないと思う。それほど、茫漠な日々。



毎日仕事をして生きていて、進行形で生活をしていて、とりとめがないなんて、どうかしているが。普段の生活範囲を外れた時にだけ、記憶が残っている。


ほんとのことを言うと、私は記憶力が悪い方ではない。結構覚えている。誰があの時、なんて言ったとか、私はこう思ったとか。あれは何時だったとか。雨が降っていたとか、TVがついていたとか、ニンニクの匂いがしたとか…

だけど、正直、どうでもよい。そんなこと。残したい記憶とそうでない記憶ってやつだ。後者の記憶を残すために前者が消えるなんて困る。だからって、そんな操作ができるわけではないのだけど。毎日いろんなことが行き過ぎて通り過ぎて、すり傷を作ったことすらはっきりしない。


そのための、備忘録にしておく。

忘れないことと、このとき思ったことと、感じたこと、忘れたくないと思ったことを書いておく。


バラバラの断片をなんとなくつらっとまとめてみたり、断片のままだったり。


turry'sの飲み物のなかではカプチーノが1番好きです。


これに入ってるmint youが好きです。


SCHOOL OF FUCK 300枚限定 7インチ アナログレコード

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ほんとにあるもの


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そんなこんなで、カフェライヴ克服した訳だが、それでもまた迷っている。またあるんですよね、大阪で。こないだぷらりとそのカフェにランチ行ってきたら、いい感じの場所だった。


最近はあんまり馴染みのない場所の行きたいところを見つけて地図とか見つつ行く。あの昔はよくしたなぁってやつを、またやっている。楽しい。旅行気分なやつ。暇なんやな。多分な。やらなあかんことは、とりあえずほっといて、忘れてしまって、ふらりと出かけることにしてしまう。


大人としてはよい行いとは言えない。と思う。現実逃避なのかもしれない。そうかも。



このあいだ、沈黙の次に美しい日々。を手に入れて、単純にneverendrollがこれにすり替わっただけなんやけど、聴いている。これは暗いよ。って教えてもらったのだけど、gezanの曲って暗くはないし、いつも底の方がぽわっと光っているので、大丈夫だよと思って聴いた。


最初はおお、暗い曲があるな。と思ったけど、暗い曲なのかわかんなくなった。ヒリヒリする感じの曲があるものの、全てがそうではなくて。ぷかぷか浮き上がって飛んでっちゃいそう。独り言を詰め込んだような静かな夜から朝にかけての音楽のよう。独り言ではないやろけど。

これを聴きながらいつもの梅田を仕事終わりに歩いていたら、いつもと違って見えたものです。映画みたいなね。


美しいって形容されているものが多いのだけど、私はあまり美しい曲だと思って音楽を聴いたことはこれまでにありません。なので、よくわかりませんが、ええ曲やなと思うことはよくある。

いい曲が出来上がるのって一体どんななんだろう。どんな気分なんだろう。おれ、天才やな。とか思うのかな。アホっぽいけど、私やったら思うな。天才やと。


私、美しいって形容を殆どしてこなかったことに気付いたわ。綺麗と美しいってなんか違う。



新しい場所は新鮮で刺激的で。かつ居心地の良い場所だったら満ち足りた気分になる。思い立った自分にも、たどり着けたことにも、ここにあった事実にも。



下鴨あたり

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ライヴハウスなら何にも迷わないのだ。


出町柳にあるyugueにてライヴがあった。初めていく人は見過ごすだろうと言われていた所だったし、私は地図をみていたものの下鴨神社しかわからないので、迷うだろうと思っていた。


なんのサイトだったか、下記の言葉を抜粋してメモして行った。


(葵橋東詰から下鴨本通を北へ、下鴨中通との分かれ道のところのあります。叡電出町柳駅から15分くらい)


これで無事にたどり着きました。といっても店の前に人がたくさんいてたので、わかっただけです。きっと見逃す感じだった。


スズメンバ、マヒトゥザピーポー


ここの前に、行きたかったカフェがあったのだけど、時間配分ができずに行けなかった。行っていたら、ここのライヴには間に合わずなとこだったかも。


何をそんな迷ったのか。




カフェでライヴ

ライヴハウスのライヴと何が違うねんという人もいるのかもだが、大いに違う。

ビルボード大阪に1人で行くのなら必ずカジュアル席をとりますよ。カウンターで軽く飲みつつ見ることができるから。

テーブル席は4人掛けなどになっており、ステージには近く、食事ができるが、なにやら気まずい。座ったことないけど。

そんな感じ。


一つのテーブルを全然知らない、お友達たちとかカポーと囲むのはなにやら気まずい。


カフェでライヴにありがちな予感の、座席問題。友達であれ、彼氏であれ、誰かと一緒なら座席問題はほぼクリアされています。


次に、チケット問題

今回もだったが、基本メールにて予約。ライヴハウス予約のフォーマットを思い出してみる。単純に知らない人に知らない人からメールが来ちゃうこのお邪魔します感に緊張するわ。

でも相手方はいつも丁寧で、色々記載して頂き問題は微塵もありません。


そもそもの問題は、空気感や挙動である。ような。気がする。

今回は全体的にゆるゆるしており、とても居心地のよいカフェだった。オシャ過ぎるカフェは落ち着かないものだが、いい所だったな。また行きたい。



畳の敷いてある定員25名のお座敷に、ピアノの椅子の座面や、ベンチ、おざぶや敷物の敷かれた場所で、窓際には椅子と、譜面置き。


マヒトゥザピーポー

裸電球をプチっと切って、窓からはいる街灯の明かりだけで始まった。人がいると暗闇も怖くないものです。


知ってる曲は前にも聴いた石と花の曲、待夢、never endrollだけ。他にも数曲あったけれども、なんかいい曲だった。なんだろう。モジモジしちゃう弾き語りライヴではなかったな。


夜空ノムコウをカバーしていて、確かに聴いたことはあるものの、こんな曲だったんだなぁと改めて感じたわ。いい曲やったんですね。


スズメンバ

初めて観たし、YouTubeでも一度も聴いたことがないので、本当に初めてだった。なんかほんといろいろの感じで、ぽわんと聴いておれた。また大阪でも観る機会があるぽいので、行ってみようかな。


今日は寒さも和らいで、座敷は人が沢山いたのであったかくて、眠たくなって来た。割とつめてすわっていたので、おしりの骨が痛くなって、三角座りは痛い。横坐りしては足が痺れたり。


飲み物も美味しかった。500円だった。カフェだと飲み物の種類も多くていいかも。楽しかったな。

行けるやつ、行けないやつ

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元旦に平城宮跡では凧揚げをしている人たちがいた。凧揚げって久々にみたけれど、なんだかなんとも言えない気持ちになりました。懐かしいな。近鉄で大阪から奈良に向かうと、新大宮〜奈良駅の間に平城宮跡を突っ切っていく。朱雀門西大寺が1番近いらしい。


小学生の時に、遠足で平城宮跡に行ったことがあるのだが、私の記憶が確かなら、多分平城山から歩いたと思う。非常に辛かった記憶があって、昨日なんとなくGoogleマップを見て納得。正気の沙汰じゃないな。健脚を育てるためだったのだろう。


田舎の子は歩かざるを得ないからな。町の子になったことがないのでわかんないけど、多分、子供の数が少ないために、小学校も沢山ないわけだし、遠くたって歩いて登校しなきゃならない。田舎ってことは電車だって不便ってことだからね。単線なんだからね。今も昔も。もう住めないわ。



もう、1月も終わりに近づいている。去年からまたもやゴタゴタが始まって、いい加減苛々している。全然先を見据えることができない。いつも、定期的に何かを始めようとすると足枷を思い出させる。



今年は既にライヴ初めをすませているんだな。イベントだったんだけど、前回はいいバンドを知れたのだけど、今回は特になんの収穫もなし。友達と楽しい時間だったなーってぐらい。


今はこれから行きたいなと思っているライヴに行くのかをずっと迷っている。飽きもせず。迷う。


ライヴハウスに1人で行くのはなんのためらいもない。1人でご飯屋さんに行くとか、飲みに行くとかの高いハードルを思えば、1人ライヴは1人ドトールくらいの気楽さと考えれば良い。


1回分友達との飲みをライヴにすり替えるくらいの価格で、一杯のビールと音楽で、2-3時間楽しめる。日本のバンド価格なら。


何をそんなに迷うのかというと、ライヴハウスではないから。カフェでのライヴ。。

あのー、カフェライヴって、急に1人のハードルが高く感じるのだけど。違う?


じゃあ誰か誘えば?って私も思った。そんですぐに答えた。誰を??

誰も聴いてないねん。唯一知ってるかなー?って思った人でさえ、知らんかったし、YouTubeで見て、え?って反応だったわ。


誰もいない。ライヴに行けば、好きで聴いている人もたくさんいるのに、ここには誰もいない。そうだ、誰もいない。人は出払っています。


こんなバンドでね、こんな感じでね、何系でね、なんて話をするのも疲れた。だから1人で行くのだ。


ライヴハウスのイベントも1人でいける。長丁場でも、昼下がりからライヴ終わりが普通のやつなら問題ない。


1人で行けないものもある。野外フェス、クラブイベント、22:00とかスタートの朝までのやつ、カフェやイベントスペースの弾き語りイベント。最後のやつは1人云々の前に乗り越えるべき壁が多すぎて、誰かと一緒なら立ち向かえるものなのかもよくわからない。


今回悩んでいるのは最後の、どうしていいのかわからない部類のやつ。なんで、カフェでライヴするんだろう。なんで??



わからん。行きたい。1人でも。カフェだったら、飲み物は美味しいやつ飲めるのかな。どうせ500〜600円払うならカフェのが美味しそうだな。別に美味しいなら800円でもいいけど。



ビアレッティ 直火式 モカエキスプレス 3カップ

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顔に見える。

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毎年のことながら、年末に向けて風邪をひいてしまう。この時期は大好きなんだが、いつもヨボヨボになる。しかも、なんだか今年は変だ。いつまでもグズグズと停滞している。


忙しいのは仕方ないものの、今年はいつもよりごちゃごちゃしているからな。クリスマスは寝込んで過ごした。風邪をひいていると風邪薬を飲んでいることもあるのだろうが、めちゃめちゃ長時間寝ることができる。


疲れていたのもあるのだろうな。

ともかく私は風邪のひき始めなのかアレルギーなのかがわからないのだ。発熱した時に風邪だなと気付く。

どこかで、サラサラの透明な鼻水は風邪ではないと読んだことがあったので、とうとう花粉症が発症してしまったと思い込んで耳鼻科へ行ったら、風邪やね。と言われたことがある。


涙もでるし、くしゃみ鼻水がすごいし。微熱でやし。と言ったら、熱っぽい気がするものの、花粉症で発熱はしない。と教えてもらった。本当にめちゃしんどくて、花粉症の人は毎年大変や!と思っていたら風邪だったのだ。あの年もしんどかったわ。


実はまだ風邪が治らない。咳が出始めてしまって、困っている。

鼻水鼻詰まりは風邪薬や鼻炎薬で結構すぐに治るのだが、私は咳止めをほぼ信じていない。否、飲んだことがない。


飲んだことはないけど、兄が昔、咳が止まらず薬を飲んでいたが結局咳は止まらず、薬もやめてしまった。何かわかんないけど、咳は勝手に止まったようだ。

同僚も咳が止まらなくて、薬を飲んでいたけど殆ど改善しなかった。


薬の相性があるから色々試す方法になるようだけど。薬もできればあんまり飲みたくないなと思う。なんか疲れちゃうし、胃が痛くなるし。

鼻炎の薬はピタッと止まるけれど、鼻と喉をつなぐ粘膜的なところがチリチリするような乾燥感が出る。これが出ると効いてんだなと思う。嫌な感じなんだけど、これと引き換えに鼻水とさよならできるなら構わない。鼻をかみ過ぎれば肌も荒れるし、頭痛もする。原因がこれで鎮痛剤なんて飲みたくはないもの。


鍋的なものを共につつきたいのだけど。風邪っぴきの私と一緒に鍋やなんてリスキー過ぎて誰も誘えない。

一人鍋か…思い起こすと、ここ2週間バタバタ忙しくご飯をまともに食べていなかったことに気づく。ファミマのおにぎりかパンしか食べていない。

ふと出来た2日の余裕で夜ご飯を野菜沢山の鍋を食べて、諸用の休日を過ごした途端に風邪をひいてしまった。



いつひいたのかわからない。マスクを常用していたし、風邪気味の人と鍋も食べなかったのになぁ。ヨボヨボ過ぎて、地下鉄で感染しちゃったのかもなぁ。

POPCOCOON

POPCOCOON


ビール片手に

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alabama shakes @堂島リバーフォーラム


初めて見たし、初めての場所だった。デカイとこで、2000くらいらしい。多分。IMPくらい?MGMTを観た時と同じくらいかなと思ったけど。


ともかく、かっこよかったなぁ…自由自在って感じ。何が?って言われてもわかんないけと、なんでも思い通りになりそう。彼女なら。パワー満タン。


おっきかったわ。私がもしも、彼女とおんなじ体型だったら、どんな感じなんだろう。なんてしょうもないことを考えながら観てた。


お腹のお肉を気づいたらつまんでそうかも。それに、彼女には歌があるが、私が太ったって歌が味方についてくれるわけではない。悪夢じゃないかね。


バグダッドカフェを思い起こす。もちろん、もっと若い。それに太っていたのはお客の方で、スタッフはコリコリに痩せていた。

好きな映画なんだなぁ。そういえば、数年前、まだ父が健在だった頃に、親子3人でこの映画を観たな。なんの時間だったんだろう。



たくさんの人が同じ時間に同じ目的で集まることに、時々不思議に感じることがある。フェスとか確かにそうだよね。彼らのために集まったのかなんて、特に感激なんてしないけど。


gezanの新ドラマー決定の動画観て、かなり胸熱になってしまった。行ってもいないライヴのツイートとか。すぐに忘れるけど。その場にいないからね。


ドラマティックなんだけど、当事者にとってもドラマティック感って増大してんですかね?日常のうちのスタッカートみたいな感じかね。私にはそれほどドラマティカルなことは起きていない。たまにあるか。めくるめく色々起きることとか。



本当にそこに気持ちが乗っかって初めてドラマティックだなと思うのかもしれない。情熱大陸の音楽がずっとなっていればいいのかもしれない。


私の頭の中には今でもnever endrollが鳴り響いている。2/28のライヴに行けば飽和度が上がって、帳尻が合うよになるのかな。行きたいなー。マイルールに反する行為なんだけど。新代田feverか。月末だよなぁ。


Guero

Guero


海に流した

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サーフィンをしたことのある人ならわかると思うのだが、初めてサーフィンをした日の筋肉痛や、身体の痛みの話。


サーフィンを一年以上振りにやった。いつもは役に立ってはいないものの、付け焼き刃の筋トレなんかを行なって臨む海開きに、今回はただの日常だけで、挑んでしまった。別に自分の筋力を過信したわけでもないし、自力を試そうだなんて思ったわけではない。


ただ、忙しい日常にかまけて、筋トレなんてしなかっただけだ。それに、ちょっと筋トレなんてしたところで、パドルで使う筋肉を鍛えるのはなかなか難しい。

パドリングで使う筋肉を鍛えるのは、パドリングが1番なのは間違いない。


とはいっても、初めてサーフィンをしたあの日の筋肉痛なんて2度と味わうことはない。やっぱり最初が1番痛い。

まず、ウェットが脱げずに脱がせてもらった。お昼ご飯を食べるのに手が震えていた。全身ギシギシで、翌朝起き上がるのに苦労した。仕事中もギシギシ身体中から音が鳴るほどだった。


こんなことはまずない。ウェットだって自分1人で脱げるし、筋肉痛だなぁと感じながらも、ウェットを洗って、掃除して、洗濯して…日常は問題なく過ごせる。


ただただ痛いだけだ。ブラジャーのホックが1番辛い。のは私だけ?ちょっと息を飲む痛さ。懐かしいこの痛みと馴れ合って、海を思うのだな。


海を楽しむ余裕はあんまりなかった。私、意地でサーフィンしている部分があって。パドルがうまくできなかった、テイクオフがうまくできなかった。すぐにバランスを崩してしまった。クソ波にしか乗れなかった。そんなことで、するっと海から上がることができなくて、あと一本、あと一本なんてやっているうちに、体力がなくなる。


岸に戻るパドル分だけ温存して、上がるようにしている。こないだできなかったから、昨日できなかったから。ただの意地でやってるだけかも。別に楽しくはない。近頃は。


数年前から楽しいのかどうかわからなくなってきているのは確か。

あのうまく乗れた時の興奮と快感は針が振り切れる感じだし、またあの体験をしたいって思うけど、あんなに感動的だったのは生まれて初めて、うねりからテイクオフできたあの初めての時だけだった。


初めてだったから、あんな素晴らしい体験をしたのかもしれない。私1人だけの世界のようだった。夢のようだった。雑音が消えて、キラキラした海と波と太陽の光だけだった。


こんな感覚にも慣れがやってくるのか。勿論、足の下で水の感覚を捉えることなんて他にはないことだし、波を滑り降りることも他では経験できない。あのお腹の底から込み上げてくる光るパワーなんてなかなか出会えないのかもしれない。


光っていたかは不明なんだけど、まさにそんな感覚だったのは間違いない。映画みたいにドラマティックだったな。


いつまでも上手くならないから、ハマるんだって言われたけど、いつまでも下手くそだからへこたれるんだ。とも思う。少しくらい、ちょっとずつご褒美が欲しいです。



好きな気持ちも揺らぎやすいし、ちょっとしたことで、すぐに覆る。でもサーフィンをしている時って、いつも悔しい思いをしたり、イライラしたり、熱い想いを抱いていたりする。主に自分に。不甲斐ない、情けない。そりゃ楽しくなんてないのかも。でも、総合的には楽しいし、身体を動かすことは、やはりスッキリできる。ガス抜きにはいい。


色んな日々を忘れ去って、自分と波だけを考える時間なんてあんまりないもの。それが、楽しいか悔しいかなんて、あんまり重要ではないのかもしれない。集中して、自分の体を使うことで、いつもと違う体験ができているから。


海が好きだってことも大きな理由。海へ行って波待ちしているだけで、本当に来てよかったなって思える。沖にパドルして、岸に戻っては、沖へパドルして…何やってんだ?と我に帰ることもあるんだけど。波間にプカプカ浮いてるだけで、ズルっと脱皮した気分。



海は大きいし、美しい。波をくらうこともあるけれど、それでもやっぱり気持ちをつるんと洗い流してくれた。クソ波やったけどな。