勉強熱が再燃

近頃、早起きに慣れてきたので、とっても早寝になっている。

午前0時には目を開けていられない。飲みにも行かないし、友達の店も営業していないし、ともかく眠いし。早起きが気持ちいい季節になりつつあって、この週末は気持ちいい風の吹いている日和。春が来たのだなと思う。

朝から大阪天満宮に初詣してきた。大阪では梅が咲いているらしい、と母から聞いたのだけど、盆梅展をやっていたので、これのことかもしれない。梅はいい匂いがしているので、盆梅は確かに綺麗で可愛いだろうなと思ったのだが、今日は1人だったので、特に寄り道もせずに帰ってきた。

今日は大阪マラソンの日でもあるが、日商簿記検定の日でもあった。試験会場と自宅の間に大阪天満宮があったので、寄り道してきたのだが、春のようなうららかな陽射しだった。

ご機嫌で歩きながら帰路についていると、前からご夫婦が歩いていて、すれ違うところで、ご婦人が私に何か話しかけていることに気づいた。

割と大きな音で音楽を聴いていたので、気付くのが遅れたのだけど、イヤホンを外してみると、ご婦人は、「…この先?」と言われた。「すみません、何処ですか?」彼女の声がよく届くように膝を少し曲げて耳を近づけた。「天神さんはこの先?」

「そうですね、この先、右側です」とお答えした行きすぎた。道を聞かれることが多いが、最近は観光客が少ないからか、あまり道を聞かれることがなかったので、久々に感じた。それに私は天神さんと言われて、大阪天満宮を天神さんというのか自信がなかったので、ご夫婦とお別れした後に、「天神さん 大阪市」と検索すると大阪天満宮を天神さんというようだった。大阪のことは身近に感じるし、知っていると思っていても、やはり知らないことも多い。

お天気でそよそよしていて本当に気持ちがいい。突然春が来た気がして、ニヤニヤしながら歩いていたから道でも聞かれたのかもしれない。空へ駆け上がりそうなほどのご機嫌ぶりだ。

特に理由なんてない。連勤した後の休日だからかもしれない。テレビで戦争の報道を見ていても現実にこんなことになるなんて、とても信じられない。このご時世に戦争なんて本当にどうかしている。

どうにかしたいこともたくさんあるが、こんないい天気の綺麗な空があるのに。

 

最近、「魔法のつかいかた」という漫画を読んだ。まだ完結していないので、どうなるんだろうと思って読んでいる。電子で読んでいるので、実際に本屋さんに売っているのかどこで連載しているのかは知らないが、不思議な話で、ややこしい話でもある。私が読み解くのに一度ではできなくで、2回読んで理解できる感じ。漫画でも小説でも、私は基本的に映画のような読み進め方をしてしまうので、読みこぼす部分が多くあって、早く読めるんだけど、さらっと大筋の理解をして臨場感を味わい、2回目で詳細を読み込むという感じ。この漫画を読んで、アポロが食べたくなってスーパーで買おうと思ったら、アポロは¥120で売っていた。そうなんだ、アポロって結構高いんだね、と思ったけど、懐かしい偽物いちご味がおいしかった。

 

魔法使いは2つの魔法が使える。ものを探す魔法と、その人だけが使える魔法の2つが使える。でも魔法使い本人の為には使うことができない。その人だけが使える魔法が何かって言うと、悪魔と契約をするために、口寄せのように悪魔を召喚した時に、やってきた悪魔が持ってきた魔法が使えるようになる。天気を操作するような大きな魔法もあれば、一定期間、聴覚を奪うような軽い魔法もあって、何が出るのかはわからない。

魔法の強さによっては必要な魂の変換値が決まっていて、魂の価値が高い人は大きな魔法を使う対価を自分の魂から変換することができる。でも魂の価値がそれほどでもない人が大きな魔法を使おうとすると、そのまま命を落としてしまう。大小の差はあれど、魔法を使うことで魔法使いはそれぞれの自身の命を一定量削り取られており、最後に命が尽きる時には悪魔に掠め取られると言う。最後、悪魔に魂を握られると言うのは、死んだ後にしかわからないもので、本当はどんなものなのか現在生きている魔法使いにはわかりようがない。

少女漫画にカテゴライズされていたが、少女漫画にも色々あるのだなと。面白いので引き続き読む予定。