アイドル

何故かはわからないのだけど、
私は一度もライヴへ行ったこともなく、また行こうとも思わなかった。

 

それは多分、好きだったころは子供で、お客さんは全員大人で
きっと自分が行くには子供すぎると感じたからだと思う。
それに一緒に行く友達がいなかったことも大きい。

 

筋肉少女帯を聴いたときはまだ小学生だか中学生になりたてだったと思う。
大槻ケンヂがイケメンでも私の回りには賛同する人はいなかった。
それでも私の中ではアイドル的存在だった。


時にTVで見かけては、わくわくしていた。
正直、ギターの音とかは私の好きな音ではなかったと思うが、

それを凌駕する世界観があった。

 

中学の2年生あたりからライヴハウスに行くようになって、ライヴが一番なのだと思い始めた。
好きなバンドのライヴには行ってちゃんと聴く必要があると思うようになった。

 

多分どっかの誰かが、バンドなんだからライヴがよくないとダメだとか言ったのだろうな。何かの雑誌のインタビューだかなんだかで。

私が突然そのようなことを思いつくはずなんてないのだ。


そのころには筋少も聞かなくなったいたように思う。回りの友達は誰も筋少を聴かなかったし、みんながかっこいいという人たちはオーケンではなかったからだ。

誰が好きだったのかは忘れたけれど、もう少し、短髪のさわやかな人間か、ビジュアル系の人間だったように思う。

 

時の経過した後にでも、私の中では時々、頭の中を駆け巡る音楽の代表として筋少がある。突然、オレンジエビスを思い出してはくるくる回る。「ラッシャー木村はえらい」と心の中で歌いながら歩いている人が今この瞬間何人いるのだろうかと思うと、なんか楽しくなってくる。


多感な思春期の時期に、筋少を聴いていたことは私に何かを残したのだろうと思う。

私の好きな人も筋少を聴いていたことがあり、なんとなく親近感を覚え、筋少よありがとうと思ったものだ。

 

数年前にGEZANのライヴで東京へ行った際に、ランチを食べる店を探していて、
高円寺の七ツ森に決めた理由は、誰かが書いたここの紹介文に大槻ケンヂと書いてあったからだ。
勿論、私とて行けばオーケンに会えるなど思ってはいない。さすがにそれはない。

とはいえ、名前があってそこに決めてしまうくらいには今もオーケンが好きだ。


先日なんとなく、人と話していてオーケンの話になって、ネットで検索をしたら、
筋少ではなく、ミステリ文庫としてライヴの予定が見つかった。
JANUSで大槻ケンヂミステリ文庫→オケミスのライブがあった。

なんとなく、行こうと思って、ひとりでひっそりとライヴへ行ってみた。

オケミスを観たのは初めてで、オーケンを見たのも初めて。


こんなに好きだったのに、初めて見たのは50代のオーケン
変わらずかわいらしかった。Applemusicで聴いた1枚だけで、なんとなく楽しかった。
年齢層はすっごい年上が沢山いて、若い人も割といた。どこで好きになったんだろう??

全員椅子に座っていたからだけど、ステージがよく見えた。ステージ上は素敵なスーツに身を包んだメンバーがいて、全体的にほわんとしていた。かわいらしい。

それに物販にチェキがあるとか。すごいな。みんなにとってもアイドルってことなんだな。

今度筋少のアルバムが出るらしく、筋少の新曲もやっていた。


確かにステージにいたのは、私の知っているオーケンではなかったけれど、一体私はオーケンの何を知っているというのだろう。

何も知らないのですけど、ただかわいらしかったです。

 

ぽえむ

ぽえむ

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もうお盆

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フジでGEZANを見逃してはいるものの、なんとなく余裕を持っていたのは、フジ明けの29日月曜に、十三fandangoでワンマンがあったからだ。


もう随分時間が経過したけれど、とっても楽しかった。やっぱりフジのホワイトステージに立つところを観たかったけれど、fandangoのステージで観るのもとっても楽しかった。


fandangoは堺に移転し、秋にはオープンするらしい。南海本線堺駅で、全感覚祭をするところの近くだそうなので、便利なところだと思う。


fandango以外で十三に行く事なんてないので、多分もう行かないんだろうなと思う。でも近くのライヴハウスハバナイ!がライヴすると思うので、その時にはやはり行くような気がする…



先日、初対面の人と話していた時に、ダイエット頑張ってるでしょ。と言われた。ダイエット?ダイエットはしてないけど…とは言ったものの、努力してるって隠さなくっていいよ。俺は体型を見たら、その人の努力がわかるんだ。と言われたのだ。


謙遜するなよ。的な意味なのかと思ったので、ジムには行ってるけど…(ダイエットはしていない)もやもや。

私が何にもやっとしたかは、ダイエットって何を指すのかわからなかったからである。その時は、彼もジムに通っているということで、筋トレの話になったのだけど、結局、ダイエットとは何か。を翌日調べた。


ダイエットの定義。ちょっと覚えていないけど、食事制限したり、運動したり、体型維持、体重を落とすこと。みたいな感じのことだったので、ダイエットと言われればそうなのかもしれないなと納得した。


確かに、大好きなアイスクリームも、ドーナッツも、ブラウニーも食べていない。でも、月に1回はポッキー極細を食べるし、週に数回は、朝ごはんにコンビニスイーツみたいなロールケーキとか、ふわふわクリームみたいのを食べる。


ご飯とか、トーストは普通に食べるし、パスタも食べる。気にしているのは、タンパク質を摂取することと、スナック菓子的なものを買わないこと。砂糖入りの飲み物は風邪ひきか、熱中症予防の時しか飲まない。くらいだ。しっかりダイエットしている人から見れば、好き勝手に食べていると思われても仕方ない。



だって普通に食べたいものを食べているんだもの。ジムに行ってるだけ。家でヨガをするし、筋トレもしてみるけど、殆ど効果なんてない。


彼にはやっぱり痩せてるって良いよね!と笑顔で言われた。なんだかわかんないけど、もやもや。


ぽっちゃりした男の人好きだけどなぁ。。でも自分は決して太りたくはない。何にモヤモヤしているんだろう。わからないな。

私が太りたくない理由は1つだけだ。服を買うときにがっかりしたくないからだ。試着した時に、鏡に映る自分が想像より太っていることにショックを受けたことがある。


同じ思いをもう、したくない。太い二の腕だなとか、太い脚だなんて思いたくない。自分にガッカリしたくない。それだけだ。人が太っていても、丸くて可愛いなと思うけど、相手が女の人なら、ああはなりたくないな。とは思っている。


これは、ダイエットなんだろうか。わからないけど、人はそれぞれ、自分の好きな体型で生きて行けばいいと思う。私の好きな彼は太っているけれど、自虐的なことを言わないから好きだ。

自虐ネタなんて、1mmも笑えないし、クソ面白くもなんともないので、誰にも言って欲しくないなと思う。











フジロックともかく雨

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土曜の朝10:10ころに越後湯沢駅に到着した。苗場までバスで40分ほどと聞いていて、シャトルバスに乗るまで30分ほど並ぶと何かで見たので、ギリ間に合うか、ちょっとだけでも見れたらな…11:40のホワイトステージだったが、結構奥まっていた。記憶によると手前と思っていたが、field of heavenの手前ってだけで割と奥だったんだな。


結局バスに乗れたのは11:40ころで、苗場に到着したのは13:00ころ。私がトイレに入った時にグリーンから銀杏boysが聴こえてきた。つまり13:30だ。駅からグリーンステージ脇のトイレまで3時間かかってる!


2時間もかかったわと思ってたけど、今気づいた。3時間か、夜行バス以外で一番手に間に合う方法なんかないのかも。ともかくフジは広いし、苗場は遠いし、なにをするにも時間と距離がかかる。


フジ直前に梅雨明けして、喜んでいたところ、突然台風が現れて土曜にやってきた。土曜だけにやってきた。どんなタイミングやねん。


トイレから出て、傷心の私。GEZANショックというか、シャトルバス待ちの列に疲弊したものの、その後全てを苗場時間に置き換えることができた。でもGEZAN観たかった。もしフジにきてなかったらライヴ映像みたのになぁ。越後湯沢駅からむかうシャトルバス車内ではでは私のwi-fiは圏外だった。フジ会場は圏内で安心。


とりあえずショックと疲れで空腹になり、オアシスで豚丼を食べた。ほんとはカレーが食べたかったのだが事情により食べれず。


むしゃむしゃ食べて14:00からのjaysomへ。豚丼買うのに少し並んだし、店を選ぶのに少し迷って、オアシス内のどこで食べるかで少し迷った。たぶん10分くらいで食べ終えたのだと思う。空腹だったんだな。


jaysomはレッドマーキーの屋内ステージ。ライヴ中に雨が降り出して、曲の雰囲気を醸すなあと呑気に考えていた。


雨に備えてkiwのポンチョをはおり、cakeを見るためにグリーンステージへ。会場の後ろの方で象印のブースがあって、じぶんのボトルを渡すとお茶を注いでくれるサービスがある。最高。


お茶をもらってcakeを待つ。出てくる前の音楽が鳴り続け、照明もキラキラしているのに、出てこない。焦らされて出てきたのはおじさんたち。音源は持っているものの、どんな人たちかは全く知らず。


渋いのでおじさんだろうとは思っていたが、本物のおじさんだった。でも納得。この後、ことあるごとに脳内にsinking shipが流れ続ける。観れて感激。


雨は弱まり、強まりを繰り返し、ライヴ中には割とザーッと降っている時間もあった。首筋にひやりとした感触。ポンチョに雨が入ってきている。

タイムテーブルが発表された時に、cakeとアメフトまで空き時間があったので、午前中の汗を流しに近くの温泉に行こうと思っていた。でも早めに戻ってMartin garrixでも観るとか。


確かに苗場は涼しいが、越後湯沢駅でバス待ちの行列に並ぶ間は、ただの夏と遜色なく暑かった。ジリジリ日焼けしそうな日差しに梅雨明けを噛み締めたのは一瞬だったかもしれない。


グリーンからきた道を戻り入場ゲートを抜け、苗プリを横目にシャトルバス発着場所を通り抜け、バスで来た道ではない方へ進む。しばらく上り坂を歩く頃には、かなりの雨。身体に打ち付ける感覚も、音も、眼に映る雨の線が、風のない中まっすぐ打ち付けている。


ブランドストーンのブーツにはどこから入ったのか雨ですでにびしょびしょ。首筋だけでなく、前のファスナー合わせからも雨が入ってきている。午前中の汗と、今の雨で髪も濡れていた。というか足元もびしょびしょなので、お風呂屋さんについた時には、全体的にびしょびしょ。

風呂屋さんは空いていて汗だけでなく、雨もすっきり洗い流し、あったまって最高。窓から見える景色は雨足が強まり、弱まりしているものの決して止みそうでもない。

どのみちここを出れば、ずっと屋外なのだから、どうしようもない。


おそばを食べて20:00のアメフトを見るには19:00に出ればいいのかなーと思ったものの、18:30くらいに出たように思う。


風呂屋さんをでてすぐに、足はびしょびしょで、ブーツの中へも沢山水が入ってきていた。夜仕様の為に、ワンピースにレギンス、ノースフェイスの雨でも大丈夫ジャケットで保温も担い、その上から既に雨の染み込んだポンチョを着る。


ポンチョはリュックをカバーしてくれるし、最高だ。防水カバーを付けた携帯と、斜め掛けのポーチもまるっと雨よけしてくれる。染み込んでくるけれども、私の上半身はノースフェイスのジャケットでカバー。リュック内の荷物とポーチ内の持ち物は全てジップロックでカバーしてある。雨対策は一応万全でやってきた。


でも雨が降るなんて思っていなかったのだけどな。


風呂屋さんからの帰り道は下り坂で、来る時より幾分雨が弱まっている感じがした。何よりあったかくて元気になった。雨対応のハットとノースフェイスジャケットのフード、ポンチョのフードで頭を庇い、あったかい。


まず一目散にホワイトステージ目指して歩く。ともかく振り続ける雨が弱まると止んだような錯覚に陥る。まだ普通に降っているけれど、身体にぶち当たる感覚のない雨は降っていないも同然だ。


足元は川のように坂道を流れ落ちていく。舗装されていない道は、ぬかるんで、大きな水たまりを作っていたり、田んぼのようになっていた。

ホワイトステージへ行く途中の川には濁流が流れている。朝来ていないけどこんなんじゃないはず。


ホワイトの足元はそれほど悪い感じがしない。到着後すぐアメフトが始まったので、お風呂屋さんでそろそろ行こうと席を立ったのが18:30だけど、そこから身支度を進めたので19:00前に出たのだろうか。


あまりの雨で防水カバーをつけているとはいえ、スマホをポンチョから取り出す気になれなかった。なので、写真も撮ってないし、時間も満足に確認出来ていない。


アメフトはとっても好きな感じなので、音源も聴くことが多い。ライヴで観たのは初めてだし、本人を観たのも初めて。想像通りの雰囲気だった。普通の人。もう覚えていない。大体ステージを直接見れなかったから上の大画面をずっと見ていた。


いい雨だね。って思えるような音楽だと思う。人は便利にできていて、1番気になるところ以外は鈍感になるものだ。音楽に気を取られていると、土砂降りも小雨程度に思えてくる。


本当に小雨になった時に、帰り道に備えて首からかけるライトをリュックから取り出す。といってもポンチョの中で取り出すのだ。ポンチョは本当に便利。晴れていたら重いリュックは地面に置いていただろうが、今日はどこにも置く場所なんてない。10キロを背負ったまま。ライヴ中はさほど苦痛でもない。


アメフトとsiaは少し時間が被っていて、siaを頭から観たいため、開始25分前にアメフトを離れる。お名残惜しや。


同じタイミングで離れる人が多く、グリーンを目指す。本物の川は完全に濁流で、歩く道は小川になっている。ホワイトとグリーンをつなぐ道は途中一部がとても暗い。大雨で脇のブースは完全に閉まっているからかもしれない。


既にグリーンには大量の人の山。足元は完全に水を入れた後の田んぼ状態。モッシュピットには入らなかったものの、割と前で見れた。肉眼でも見ることのできる位置。


どんなライヴするんだろう?siaがスクリーン前に現れた。ゴージャスな白いドレスのフリルからMVで見かけるいつものダンサーが現れて、思わず声が上がる。


曲のMVをステージに再現している感じ。大きなステージ脇のスクリーンを見ていると、完全にMVのよう。それをステージでライヴでパフォーマンスしている。siaは目を完全に隠すウィッグで直立不動で歌う。この日は全く風がなく、ただ大粒の雨が大量に降り注いでいた。


この時間帯は本当にひどい雨だった。シャワーの様に、全身をくまなく濡らしていく。雨水に沈んでいく足下が気にならないわけではないが、そんなことよりステージに釘付け。

期待値が凄かったし、このために苗場まで来たし、大雨だけど、それでも良かった。


曲間は準備のためにステージは暗転し、脇のスクリーンには準備されていた映像が流れている。素敵すぎる。見れてよかった。最後はchandelierの彼女が大きなスクリーンにはけていく映像で、観た人はきっと夢中になって、サプライズ的に受け取った。と思う。

土砂降りの苗場に来て本当に良かったと思わせてくれた。


まだまだ降り続く雨の中、水量のふえた川を上っていく。ホワイトへ戻るためだ。デスキャブを観ないと。20分巻いて始まっていることをこの時私は知らなかった。

なんせ大雨すぎてスマホを出す気にならなかったから。


まあ時間も分からなかったので、なんとも思わなかったけど、デスキャブは3曲だけ観れた。帰りにみた川の水位は本当に高くて、夜中のうちに橋にかかるのではと思わせた。


グリーンに到着した頃には自由に通れる場所をすっかり閉鎖してあった。誘導された道の半分は完全に水没していて長靴なら行ける状態。雨はもう降り続けるという強い意志を感じさせた。


レッドマーキーにはたくさんの人。jonas blueだ。そりゃ盛り上がるね、って感じ。レッドマーキーは屋内なので、雨に打ち付けられることはないが、水はけが悪く、客席の中央あたりのフロアは大きな水たまりになっていて、足首くらいまで水に浸かっている。


クラブ状態なので、ステージ転換の時間を取らずに進んでいく。ほんとに助かる。めちゃ疲れているし、リュックは重いし、床には置けないし、その上眠い。音楽がないとやってられない。


人の空いたタイミングで持っていた椅子に座る。身体が冷えてきたのでカイロを貼って、空腹に耐えかねておやつを食べた。音楽を聴きながら椅子に座ってフラフラ居眠り。お腹に突き刺さる低音が気持ちいい。寒い。


雨に濡れたポンチョに袖を通さずにいると幾分かあったかい。寒すぎるので椅子をしまい、重いリュックでも踊ってみる。なんとかなるもんだ。楽しい。尿意を感じたが私はトイレに行けない気がする。


観たかったanna lunoeで盛り上がって、終わり次第お風呂屋さんへ行くことに決めた。卓球観たかったが、あまりの寒さと疲労に勝てず。雨はまだ降っていたけれど、割と弱まっていた。


4:00前あたりにステージを離れた。夕方に来た時より人が多くて、身体を休める感じではなかった。これからどんどん人も来るのかなと思ったし、何より帰りたい。


5:30にはお風呂屋さんをでて、シャトルバス乗り場へ向かった。新潟方面は通行止めになっていて、バスは運行できなかった。

シャトルバス待ちの列に並んで、椅子に座り、朝ごはんを食べる。おやつ。


割とすぐ運行再開出来て、結構並んでいると思ったが、すんなり乗れた。

帰りのバスは何にも覚えていない。爆睡していたから。


7時過ぎに越後湯沢に着いたけど、店があんまり空いていなくて、えきねっとで予約して券売機で発券する為に並ぶ。驚くほど時間がかかる。


50分ほど余裕を持って予約していたが、まあまあな時間になった。


コンビニで見るお土産はあんまり何にもなくて、急いでお茶とおにぎりを買ったら、割と高額に。よく見るとお茶がコレステロール値を下げるタイプのお茶を誤って買っていた。急ぐとダメだなー。



新幹線で睡眠し、無事に帰り着いた。28日は雨は降っていなかった。私の今年の苗場は大雨のイメージしかない。26と28はお天気に恵まれたようだ。素晴らしい。






フジロック前置き

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いつぶりかのフジへ行ってきた。フジロックへ。


ともかく、siaが観たくて。あんなに人気なのに初来日なのはライヴ自体が本当に少ないから。

今年のフジ出演者を見たときに、アメフトとcakeとデスキャブとtoro y moiと思っていたら、先の3組はsiaと同じ土曜で、行く気持ちが固まったのです。とはいえ、フジはサマソニとは違って遠い。そして、山。


最終的に、GEZANも土曜に決まったと聞いて絶対観なきゃと思ったものだ。


実は随分前に一度フジロックへ行き、晴天のただの夏フェスを体験している。父親が心配して上下わかれた重いレインウェアを貸してくれて、一度も袋を開けることなく持ち帰った。私のリュックの中はその重い本格的なレインウェアだった気がする。


その時は徒歩圏内の宿を取り、往復夜行バスで、ただの自然の多い夏フェスって感じだったかな。お金はかかったし、時間もかかる。でも夏の旅行と思えば、いいと思う。



今年の条件、siaを観るということはヘッドライナーなので、夜行バスは無理だなという判断。少なくとも、公式のツアーバス大阪発着は往復利用しか扱っていなかった。

土日参加なら日曜の帰りはバスで良い。

ただ、土曜のみの参加なので、日曜終演後のバスまで待つなんて正気の沙汰ではない。

大体、宿を抑えるのが遅すぎた。取れなかった。

私はキャンパーではないし、アウトドアグッズなんて持ってない。キャンプサイトなんて無理だ。

そもそもリュックすら何年も背負ってない。

昔に行ったフジではmont-bellの速乾スニーカーを履いていった。

山用だったとしたら低い山のお散歩用みたいなノリと思うが、ズブズブの雨降りでも翌朝さらっとしたスニーカーになっていて、一人快適に過ごしたのを覚えている。とはいえ、フジは晴天だったので、別の旅行での話だ。


行きのみ利用で、帰りは新幹線が1番理想的だったんだけどなあ。

まあ準備から帰るまでがフジなので、かなり長期間フジに頭を占領されて過ごした。


ただ、往路に関しては早々に新幹線か飛行機を選択することに。行くには色々な方法があって、前日に東京まで行っておくとか、はたまた新潟までたどり着いておくとか。


ただ、荷物が増えることは避けたかったし、泊数が増えるってことは料金も時間もかさむ。朝10時過ぎに越後湯沢駅に到着する新幹線を予約した。結構早くに予約したことと、条件が重なって、普通車より安くグリーンに乗り込み、快適に爆睡。新幹線にしてよかったポイントは3時間寝ていられるってことだ。


飛行機なら1時間程度で起きなきゃならない。ただ、寝て起きてもまだ東京にいるってだけで、そこから上越新幹線に乗り換える必要がある。

スマートEXには、対応していないので、えきねっとに登録したものの、大阪にいてはチケットの発券ができない。何故ならえきねっとJR東日本だからだ。

東日本の各駅と、西日本の一部の駅でしか発券出来ない。一部の駅は大阪ではなくて日本海の方。出かける予定もない。

一度、JRではない民間企業ぽいサイトから切符を自宅郵送のものを見つけたが、なんかよくわからない。旅行会社でもない。

西日本の人は上越新幹線の切符を買うことすら許されないのか??と途方に暮れていたが、全国のみどりの窓口で買えると書いてあり、そりゃそうかと納得した。


ネットで調べていたら、ネットでしか買えない人が調べたものが出てきたんだな。きっと。私は出発まで日数があるし、最寄りの隣駅にはJRまである!

窓口ではすいすいと切符の発券をしてくれたので、受け取って準備万端。


帰りは何時になるのかわからないため、何も押さえずにともかく向かう。帰りこそは飛行機いいなと思ったが、それこそ時間がわからないので、予約することもできない。


なんにせよ、苗場は遠い。行き帰りともに東京を素通りする名残惜しさよ。日曜じゃなかったらな。平日なら東京寄って帰ったのに。


日曜でも寄ればいいのだが…朝までライヴで、お風呂には入るものの徹夜明けで、日曜の東京。土地勘もなく、驚くほどの人波に私に太刀打ちできるほどの力が残っているだろうか?東京のマン喫で寝るのが関の山なら、いっそ新幹線で爆睡して大阪に帰った方がましだ。


そうだ、行って、帰る。そうしよう。



6月の雨の日



関西はようやく梅雨入りしたそうだが、それまでに雨はグズグズ降っては止んで、傘をさすのかささないのか、迷う程度の雨。暑く、湿気を含んでいるにも関わらず、冷えた空気をたたえていた。


何が言いたいか。風邪をひいた。

お腹が冷えて、疲れ果てて、腹痛とともに、喉の痛みと発熱。最近、先述の気候のせいか風邪をひきやすい。気がする。

それもこれも、暑いが冷える。からだ。


先週はハバナイ!を観に行ってきた。ZOCとクリトリックリス。ユニバースはやっぱり雰囲気が素晴らしい。やたらピースフルな雰囲気を醸していた。


5月にあったワンマンのライヴCD.DVDの販売があって。価格も違うし、迷いつつ、音源にしようと決めて物販に並んでいたのだが、前にいたお兄さんがDVDを購入した。DVDかぁ…と思っていたら、DVDを買ってしまった私。


はなまるうどんでも前の人につられて思っていたものと違うものをオーダーしてしまったりする。


塩豚おろしぶっかけネギ抜き。をオーダーしたかったのに、前のお姉さんにつられて、牛肉温玉ぶっかけネギ抜き。と言ってしまった。

私はおろしがマストに食べたくて丸亀製麺に来たことに気づいたのは、食べてからだった。あれ?おろしはどこ?



ともかく私は前に習えでつられて生きているのではないかと、やや不安になる。

その日帰ってから、すぐDVDを鑑賞したので、多分どっちでもよかったのだと思う。



その翌日はネコフェスで、2日連続でクリトリックリスを観て、ファンのような気分になる。好きですけどね。

その翌日はネコフェス後夜祭で、後夜祭後は既に怠さと眠気のピーク。


翌日、会社では、夕方からまともに座っていられないほどの疲労感。ともかく会議に耐え、飲みを断り帰宅。既に頭痛と倦怠感でヘロヘロ。

雨と晴れと、暑さと冷たさは、どうも良くないらしい。夜更かしして、ビールなんて飲んではダメなのでしょう。


ひき始めにはあったかくしてのんびり休むのが良いそうだが、もう遅い。

ひき始めだなんて、きっとほんの一瞬なんだろうな。







脂肪調節と筋肉調節

人にはイメージというものがあり、それについては自分で操作できることもあるだろうが、最初に付いたイメージに抗うのはなかなか難しいのだろうなと思う。


野菜ばかり食べてそう。ジョギングしてそう。とよく言われるが、特に走ってはいないし、野菜もたくさん食べるものの、フライドポテトやトンカツ、チキン南蛮の揚げ物が大好きだ。


食べたからといって特に太るわけではないが、体脂肪率はびっくりするくらいある。多分まもなく肥満に片足突っ込んでしまうくらいじゃないかと思う。数字の魔力かな、恐ろしい。


でも特にお腹も出っ張っていないので、どこに脂肪がついているのか?と思ってみたが、その辺り全体的に満遍なくこびりついている。なんとなく食生活を改めたのは数ヶ月前。またもや低血糖の症状が出たり、貧血ぽくなってしまったから。


それから、肌の調子が絶望的に悪くなり、季節の変わり目もあって、ともかくしんどかった。後に、風邪をひいていたのだと気づいたものの、ヘロヘロな日々。ストレスもあってボロボロのバスタオルのような精神状態をキープしていた。バスタオルに気持ちがあるのかはわからないが、悲壮感があったってことだ。


常に疲れていたし、気付くと寝てばかりだった。夏を楽しみにするのはいつものことだけど、私に夏はやってこないかのような疲弊。


食べ物を変えた方がよいとなんとなく思って、スナック菓子をやめ、白い砂糖を抑えるようにして、冷たい飲み物をなんとなく控え、タンパク質を摂る様に気にし始めた。

だからといって何にも変わらなかった。空腹時に手が震えるのは治ったので、一定の効果はあるのだと思う。


どうしても身体を動かしたくて、ジムに通い始めた。スタジオのクラスがメインだけど、そのうちマシンも使う予定。ジムからの帰り道は徒歩にしている。元々階段を使うことにしているし、よく歩くので下半身は丈夫なのだが、腕立て伏せを1回もできないくらい上半身は貧弱で、サーフィンをやっていたとは到底思えない腕っ節だ。


勿論家でもトレーニングのようなものをしている。ナイキのアプリを使っているが、初級の上級具合め。全然できない。ヨガしかちゃんとできない。身体を鍛えて、自分を追い込むだなんて、めちゃくちゃMだなと思う。いや、Sなのか?いや、自分のために自分を追い込むのはMだと思う。


筋トレは苦痛だ。音楽をながしながらだとかろうじて出来るので、音楽は偉大だなと思う。


汗をかく習慣が身についたからか、肌の調子が良くなったし、体調もよくて、ついでに気分もいい。なんとなくお腹もペタンコに見えるのだが、やっぱり驚きの体脂肪率。筋肉量を増やすことが大切なのだそうだが、上半身を鍛えることが不可能に思えるほど、何にも出来ない。


これ、いつか楽になるのかな。


Q曲

Q曲



not a friends


近所でライヴがあったので、行ってきた。



地下一階

初めて行ったのだけれど、するっと行き過ぎ、一度google MAPで見たところを確実に過ぎている。


仕方なく再度MAPを開き、来た道を戻る。だいたい、ずっとお店の並びを見つめて歩いてきたのに、地下がありそうな店は絶対になかった。


でも行き過ぎている。おかしいな。と信じられない気持ちで戻る。こーゆうときの私は何故か自信満々で、自分を信じきっているが、見落としていることは明白なので、なんだかもやっとする。節穴か。


事実、地下に降りる階段が見えて、完全に行きすぎていた。うーん。瞬きをしている間に行き過ぎたのかな。


 もう既に始まっていて、雑談的な感じで、全体的にゆるっとしている。

LOSTAGE7から観ていない。ちょっと間を空けて、新鮮さを取り戻そうと思う。幾度目かの、個人的な調整だ。


とはいっても、今日は五味さんだけで、バンドではない。通常なら行かないやつなんだけども、近所だったので、ぷらっと。


5/27はブッチャーズ吉村さんの命日で、ブッチャーズ愛と、音楽のイベントだった。各自の持ち歌とブッチャーズのカバーもあって、ゆるゆるながら楽しかった。



サラバ世界君主は五味さんのイメージだなと思う。


父親の病室への行き帰りに、大和路線に乗っていつもブッチャーズを聴いてた。NO ALBUMを繰り返し聴いて、めそめそ泣いた。父が死んだのは9月だけど、吉村さんは5/27に亡くなったそうだ。私の誕生日。



大体の毎日に人は産まれて、死んでゆくのだな。それ以外の人にはなんてことのない1日だったりすんだろうな。そういうものだ。



父が死んで5年以上経って、やっとめそめそせずにブッチャーズが聴けた。でも、フランジングサンは鮮明に浮かぶ虚ろな大和路線の車内に一緒に乗っていた悲しみが蘇って、泣きたくなった。


当然、父はブッチャーズなんて知らなかっただろう。私だけの父を思い出す音楽なんだから。

でもLOSTAGEのbaronで父親を思い出すんだけども、その理由は私にも思い当たらない。大和路線LOSTAGEは聴かなかったのにな。


しょっちゅう父を思い出している。これ以上、人が死ぬのは嫌だなと思っている。無理なのはわかっている。人は死ぬのだから。



NO ALBUM 無題

NO ALBUM 無題