フジロック前置き

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いつぶりかのフジへ行ってきた。フジロックへ。


ともかく、siaが観たくて。あんなに人気なのに初来日なのはライヴ自体が本当に少ないから。

今年のフジ出演者を見たときに、アメフトとcakeとデスキャブとtoro y moiと思っていたら、先の3組はsiaと同じ土曜で、行く気持ちが固まったのです。とはいえ、フジはサマソニとは違って遠い。そして、山。


最終的に、GEZANも土曜に決まったと聞いて絶対観なきゃと思ったものだ。


実は随分前に一度フジロックへ行き、晴天のただの夏フェスを体験している。父親が心配して上下わかれた重いレインウェアを貸してくれて、一度も袋を開けることなく持ち帰った。私のリュックの中はその重い本格的なレインウェアだった気がする。


その時は徒歩圏内の宿を取り、往復夜行バスで、ただの自然の多い夏フェスって感じだったかな。お金はかかったし、時間もかかる。でも夏の旅行と思えば、いいと思う。



今年の条件、siaを観るということはヘッドライナーなので、夜行バスは無理だなという判断。少なくとも、公式のツアーバス大阪発着は往復利用しか扱っていなかった。

土日参加なら日曜の帰りはバスで良い。

ただ、土曜のみの参加なので、日曜終演後のバスまで待つなんて正気の沙汰ではない。

大体、宿を抑えるのが遅すぎた。取れなかった。

私はキャンパーではないし、アウトドアグッズなんて持ってない。キャンプサイトなんて無理だ。

そもそもリュックすら何年も背負ってない。

昔に行ったフジではmont-bellの速乾スニーカーを履いていった。

山用だったとしたら低い山のお散歩用みたいなノリと思うが、ズブズブの雨降りでも翌朝さらっとしたスニーカーになっていて、一人快適に過ごしたのを覚えている。とはいえ、フジは晴天だったので、別の旅行での話だ。


行きのみ利用で、帰りは新幹線が1番理想的だったんだけどなあ。

まあ準備から帰るまでがフジなので、かなり長期間フジに頭を占領されて過ごした。


ただ、往路に関しては早々に新幹線か飛行機を選択することに。行くには色々な方法があって、前日に東京まで行っておくとか、はたまた新潟までたどり着いておくとか。


ただ、荷物が増えることは避けたかったし、泊数が増えるってことは料金も時間もかさむ。朝10時過ぎに越後湯沢駅に到着する新幹線を予約した。結構早くに予約したことと、条件が重なって、普通車より安くグリーンに乗り込み、快適に爆睡。新幹線にしてよかったポイントは3時間寝ていられるってことだ。


飛行機なら1時間程度で起きなきゃならない。ただ、寝て起きてもまだ東京にいるってだけで、そこから上越新幹線に乗り換える必要がある。

スマートEXには、対応していないので、えきねっとに登録したものの、大阪にいてはチケットの発券ができない。何故ならえきねっとJR東日本だからだ。

東日本の各駅と、西日本の一部の駅でしか発券出来ない。一部の駅は大阪ではなくて日本海の方。出かける予定もない。

一度、JRではない民間企業ぽいサイトから切符を自宅郵送のものを見つけたが、なんかよくわからない。旅行会社でもない。

西日本の人は上越新幹線の切符を買うことすら許されないのか??と途方に暮れていたが、全国のみどりの窓口で買えると書いてあり、そりゃそうかと納得した。


ネットで調べていたら、ネットでしか買えない人が調べたものが出てきたんだな。きっと。私は出発まで日数があるし、最寄りの隣駅にはJRまである!

窓口ではすいすいと切符の発券をしてくれたので、受け取って準備万端。


帰りは何時になるのかわからないため、何も押さえずにともかく向かう。帰りこそは飛行機いいなと思ったが、それこそ時間がわからないので、予約することもできない。


なんにせよ、苗場は遠い。行き帰りともに東京を素通りする名残惜しさよ。日曜じゃなかったらな。平日なら東京寄って帰ったのに。


日曜でも寄ればいいのだが…朝までライヴで、お風呂には入るものの徹夜明けで、日曜の東京。土地勘もなく、驚くほどの人波に私に太刀打ちできるほどの力が残っているだろうか?東京のマン喫で寝るのが関の山なら、いっそ新幹線で爆睡して大阪に帰った方がましだ。


そうだ、行って、帰る。そうしよう。