新しい場所に行くことを忘れていた気がする。いつからか物怖じしてしまったり、のびのびすることを忘れていたり、面倒に感じてしまうこともあるからだろう。
ありふれた場所のよく見る景色の、曲がり角の先には、先日まであった建物が取り壊されていて、更地になっていて。だからといって何があって、何が壊されなくなったかなんて、覚えてなどいない。
例えば昨日とおんなじ人と、今日ここですれ違ったとして、私は気にも留めないと思う。それほど、茫漠な日々。
毎日仕事をして生きていて、進行形で生活をしていて、とりとめがないなんて、どうかしているが。普段の生活範囲を外れた時にだけ、記憶が残っている。
ほんとのことを言うと、私は記憶力が悪い方ではない。結構覚えている。誰があの時、なんて言ったとか、私はこう思ったとか。あれは何時だったとか。雨が降っていたとか、TVがついていたとか、ニンニクの匂いがしたとか…
だけど、正直、どうでもよい。そんなこと。残したい記憶とそうでない記憶ってやつだ。後者の記憶を残すために前者が消えるなんて困る。だからって、そんな操作ができるわけではないのだけど。毎日いろんなことが行き過ぎて通り過ぎて、すり傷を作ったことすらはっきりしない。
そのための、備忘録にしておく。
忘れないことと、このとき思ったことと、感じたこと、忘れたくないと思ったことを書いておく。
バラバラの断片をなんとなくつらっとまとめてみたり、断片のままだったり。
turry'sの飲み物のなかではカプチーノが1番好きです。
これに入ってるmint youが好きです。
SCHOOL OF FUCK 300枚限定 7インチ アナログレコード
- アーティスト: GEZAN (下山)
- 出版社/メーカー: HMV Record Shop
- 発売日: 2014
- メディア: LP Record
- この商品を含むブログを見る