そうだ、奈良に行こう。


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the strokesのアナログなんだけれども、やっぱりかっこよかった。前に聴いたのだけど、改めてかっこよかった。じわっと。やっぱりなって感じ。


やっぱり。まぁ、確かに。聴き飽きた人もいるんだろうけど。私も一時期聴き飽きた。でも、やっぱり、いいな。。嬉しくなる。


the black keysも、試聴してて思ったけど、どれもかっこいいな。ほんと最近聴いたとこ。全然知らなかった。




昨日の空はきれいだった。


いつか、あの日の帰り道に、奈良から生駒山を越えて大阪に戻る夕暮れ時の電車から、見えた夕焼けがとても綺麗だった。夏の暑い日だったけど、昨日同じように、窓から見えた夕暮れの空も、あの日のように綺麗だったな。


夏の日に乗っていたのは近鉄だったかな、昨日は中央線から空を見ていた。もう、冬の空だった。同じ日には戻れないし、あの時に無くしたものと、昨日に崩れ去ったものは、似てはいるけれど、全く別のものなんだなと思う。


空はいつも綺麗に見える。透き通って、薄い青とオレンジにピンク。くっきり残る影に光る雲。車で帰る時もそう。生駒を越えたところの道や空、何度も見た景色で、いつも、物悲しい、後ろ暗いもやもやを抱えて奈良を後にする。


ライヴ帰りの時だけは、こんな思いを抱かずにいられるな。

私にとって、奈良は苦しい思い出の街になりつつある。近鉄でも中央線でも、JRを使っても、車であっても、特別な思いがいつも渦巻いている。



何かから逃げるような気分で、奈良から帰ってくる。逃げるのは後ろめたい、だけども気分が重い。奈良は寒い。好きだけど、大嫌い。



Goodbye Terrible Youth

Goodbye Terrible Youth