cloud nothings @TRAD

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cloud nothingsを観に行ってきた!梅田にあるtradに。

ともかく、めちゃくちゃ良かった!ヤバかった。自分としては自分が閉じていると感じていたけれど、そうでもなかった。


楽しかったわ。うん。ゲストが今回LOSTAGEだったので、一挙両得的な。LOSTAGEを観るのは久々で、勿論cloud nothingsを観る方が久々だけど。



私が思うに、LOSTAGEはECHOESの後、つまりguitarの時に、新たな階層へ移動したと思うのね、それから、in dreamsでその先の曲がり角を曲がって行って、今はどこにいるのかはよくわからない。


少し前の、bachoとのスプリットも私はちゃんと手に入れていた。でも、不完全なけものを聴いていた後に、ハバナイ!のライヴCDを聴いて、全然聴いていなかった。でも最近聴き始めた。まだあんまり馴染んでいない。


でも昨日、ひとりと、手紙を聴いた時には、これまでの気持ちとあまり変わらなかった。最近の曲はあんまり好きじゃないだけなのかもしれない。わかんないけど。


ただ、ちょっと地味だからとっかかりにくい雰囲気を醸しているのかもな。



だから、なんだっけ。なんだってこともないけど。昨日はとっても楽しくて、寒くて、あったかい夜だったんだよ。


今月はLOSTAGE月間で、また観る機会がやってくる。ワンマンもある。fandangoでね。



瞬きをする間に→こぼれ落ちたもの→窓→ひとり→手紙




FUJI日割りがでた

今年もサマソニフジロックの出演者が発表になり、詳細も出てきた。

 

本当だったら、フジなんて先行で取ってしまいたいところだったのだけど、何曜日に出るんかわからんし、とにかく見たい。しかしながら、宿泊とか交通手段に加え、休み確保がなかなか問題でもある。

 

仕事が曜日に関係ないため、週末だからと言って休みなわけではないからだ。

 

siaが観たい。アメフトとCAKE、TORO Y MOI、デスキャブ、とか。観たい。いつも行きたいなとか思うものだが、今年は何故かとっても行きたい。

 

行くには往復の交通費と宿泊費がかかるので、結構大変。サマソニも行きたいので、今年はできれば沢山お休みを取って、仕事とは距離を置きたいものです。無理な相談なんだけども。

 

唯一行けそうだった子が行けなくなりそうなので、私のフジは早くも暗礁に乗り上げているのだ。チケットもとってもいないし、予約すらしていない。手も足も出ない。

 

とおおいなああああ。苗場って。あっという間に7月がやってきてしまう。全力でフジ人員を確保しないといけないのだな。困難てやつだ。

ボルタンスキー展

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ある時、先日のことだけれども、いつものようにヘアサロンへ行った。私は毛先がザラザラするのが嫌で、トリートメントを割とちゃんとしに行く。


そこで、国立国際美術館のパンフレットが置いてあって、life timeと書いてあり、クリスチャンボルタンスキーの文字と、宝石のような写真が見えた。


夜まで時間があったので、トリートメント終わりのサラッサラの髪で国立国際美術館の展示を検索して、中之島へ向かった。

私が宝石の写真だと思ったのは、電球だった。



最近の私は、開いていると思う。

マヒトゥザピーポーの新譜を聴き続けているせいでもあるし、なんとなくの周期のせいかもしれない。ハバナイ!のライヴ音源を聴いて何かたぎらせて歩いていた。


ボルタンスキーなんて初めて知った。最初の部屋は引き出しに入った気持ちの悪いものと、怖いもの、それと、咳をする男の映像。心臓の鼓動。咳をする男は映像作品で、血を吐くようなひどい咳をする1人の男と、その音をヘッドフォンで聴く。

聴けない、耳に当てたが、速攻で外した。こわくて見ることができない。引き出しの中のグロテスクななんかと、怖いミニチュアのようなもの。暗くて怖いし、すぐに次の部屋へ。


私はヒリヒリするようなものと、人の死を予感させるものが本当に苦手だ。

次の部屋は、アトリエらしき部屋、書斎、オフィスのようなところの監視カメラを流している。作品が出来上がる風景や、誰かと一緒にいたり、1人でいたり。

祭壇のような写真とブリキ缶、彩る電球。自分の中を何かが通り過ぎるような不思議な感覚になって、なんだか泣けてきた。


それもこれも、私が今、開いた状態にあるからだと思う。シフォンのような軽くて薄い布にプリントされた顔。天井から吊るされたその布たちがゆらゆら揺れる中で、電球がいくつか光っている。


写真を祭壇のように飾り、電球で飾る。

その部屋の外にはキラキラ光る海と、風鈴たなびく海。または雪景色。クジラの鳴き声。広い世界、後ろ暗い歴史、生と死。いつか人は死ぬ。そう思うし、間違いない。

でもリアルに人の死に触れたくはない。いつも遠くにあるイメージであってほしい。そんなのは無理だけど。


めちゃくちゃ感動的だったのだと思う。感動した!みたいな感覚ではないが、胸の詰まる感覚、こみ上げる何か。込み上げてくるこのものの名前がよくわからない。


胸のうちに、増えて溢れ出るような、胸の中張り裂けそうな湧き上がるこれには、なんか名前がついているのかな。


胸いっぱいになる時の、胸の中には何が詰まっているんだろうね。



完全な不完全

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不完全なけもの


気がつくと、目の前にあるものを見てもいず、また何も考えることもできず、頭に浮かぶのは、暗い夜空と弾け飛ぶ火花。青い空にうっすらと広がる白い雲。風にそよぐ薄紫のよくわからない野の花。凪の海や、昼間の風。夏の寒い朝。冬に窓越しに見つめる冷たい空気。湯気のたちのぼるキッチン。

そんなものがなんの脈絡もなく浮かんでは消える。そこには人は誰もいない。私が無人の世界を見つめているような感覚でしかない。どこかで見たのだろう景色が頭の中を飛び回る。


不完全なけもの


最近買ったアルバムのタイトルだ。マヒトゥザピーポーの音源で、私はかなり楽しみにしていた。けれど、私のこれまで知っている彼の音源とは違っていて、まるでちっとも知らない人の音源のように思った。


ただ、とっても素晴らしいということだけはわかった。呆然としてしまう。歩きながら音楽を聴いている。買い物をしようと歩きながら、誰かに会おうと歩きながら。


でも、意識が音楽に吸い込まれてしまって、何にも考えられずに、およそ無意識に商品を手に取り、まるで考えているかのように商品を見つめていることに気づく。けれど、わたしは何も見てもいないし、何にも考えていない。

なぜなら、頭の中には、前述した風景がとめどなく広がり、新しい角度から見上げてみたり、遠くから眺めてみたりする。時には匂いを思い起こし、感触や、温度を思い出す。


本当なら、もっと気の利いたことを言えば良いのだが、何も言えない。素晴らしいとしか。

とても好きだし、みんなが聴けば良いと思っている。フィジカルは軽くて装丁が素晴らしい。ただ、サブスクでもあるので、聴くことについてはもっと手軽に聴くことができる。


少し大きな音で、またはスピーカーを通して聴いてみてほしい。

不完全なけものとは愛すべき

いきものなんだろう。


誰かにも聴いて欲しくなる。


不完全なけもの

不完全なけもの



PLAYSET

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節分に行ったのはmetro

ちょっと寒さ和らぎます。みたいな天気予報を恨めしく思うほどクソ寒かった。京都。


といっても地上には出ていません。メトロなので。

出がけに色々あって、遅刻して到着。


長谷川白紙

興味があったので、見たかった人。既視感。たぶんめちゃくちゃ若いはず。いやー、よかったです。クラブ向きかと思ったけど、どうかな。とても楽しかった。スピーカー近くだったので最高です。


マヒトゥザピーポー

途中で、失神しちゃったようで。というか、私からは何にも見えなくて、歌声とギターが途切れて「ゴトッ」て音がして、それから前の方のお客さんが、えっ…って戸惑って、ギターのガタガタって聞こえてきた。


至って真面目です。と言ってて。貧血みたいなものなんでしょか。こわいな、何があったんでしょう。


前日とセトリは少し違っていて、曲名がわかんないけど、politicalな曲をやりますって言って、「これが中国の常識ね、〜これが日本の常識ね」てやつね。この曲が好きなんだけど。曲名はわかりません。

首吊りは寂しかろう。って歌っている。私の周りで首を吊った人がいて。多分誰しも死ぬときは1人きりなんだけども、首吊りした人の話はそのどれもとても孤独。

違うか。そうじゃないか。自分で断ち切る人の話がとても孤独ってことなのか。


imai

初めて観た。さすがにめちゃくちゃ盛り上がっていた。楽しかったー!

あのクソ寒い節分にぽかぽかのあっつい夜だったな。


丸太町からだと1時間かかるんだけども、帰り道は京阪のゴージャスカーだった。なんだっけ。足元も広く、席もふかふかで広々で、快適。いつ走ってんのか知らんけど、爆睡で大阪まで帰ったのでした。



もうすぐ、新譜がでますね。

そして4月に大阪でbug me tenderがありますね。東京へはどうしても行けなかったので嬉しい。


人々の後ろ頭の隙間から見えた長谷川白紙


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人がたくさんいるのかわかんない写真になっちゃったけど、結構いっぱいだったよ。





にこにこサタデー


久々で、マヒトゥザピーポーのライヴに行ってきた。


2/2にゑでぃまあこんとの2マンが、大阪hopkenであった。



マヒトゥザピーポーから始まった。

関係ないけど、カフェでのライヴの良さはドリンクだなと思う。やはり。


最近の曲なのか初めて聴いたものもあったけど、たくさん曲がありそうなので、わからない。

開演前に道端でコンビニへ向かうのだろうところを見かけたが、赤い鳥のようだった。赤いから目立つのか、ただ、目立つのかわからないな。


この日は赤いいつものエレキギターでの弾き語り。またゑでぃまあこんといっしょに出るので一旦終わります。って感じだった。ちょっと時計を見なかったのでどのくらいだったかわからない。小一時間だったかもしれない。




というか、19:30開演予定だったけど、多分も少し遅かったんだと思う。それも時計を見てないからわからないんだけど。近所ってほんとに楽だね。何時に終わってもいいやーって感じ。

大阪市内なら大体何時に終わったっていいんだけどね。



今回が、初ゑでぃまあこん


6人編成のバンドで楽しかったなぁ。そのどれも知らない曲で、最初は誰がゑでぃまあこんなのかもわかんなかった。何も調べないのだ。でも観てみたかった。そういうものだ。


いつもの2人だったら、どんな感じなのかなとも思う。

それから、マヒトゥザピーポーを含めて、数曲。曲はどれも知らない曲だったけれど、可愛らしい曲だった。それで、炭酸の曲は鈴木清順監督の映画で、オダギリジョーチャンツィイーが歌った曲だって言ってた。かわいい。


このライヴに知久さんが来られているのを見ていたんだけど、最後の2曲は一緒に参加されていた。すごいスペシャルだ。



私はお酒に強くないので、ビールなら350缶で、全身真っ赤になって、ふわふわするのだが。困ったことに、私はビールが好きだ。なので大体ライヴではふわふわしている。ふわふわーっとしてて、いつもよりエモい気分になりやすいこともあるし、眠気でほんとにふわふわしていることもある。


この時は後者で、気分が良くてめちゃくちゃ眠くなっていた。後半は曲も雰囲気もふわふわで、楽しかった。そこが疑問なんだけども、曲も雰囲気もふわふわしたよに感じられた。のだが、それって私がふわふわしてたからじゃないのかなぁ。とも思う。



どのみちライヴなど完全に主観的な個人的体験なのだから良いんだけど。個人的にもゆるゆるできて、たのしかったな。





ユキヒョウが見たい

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前回のお正月とは違って、今回のお正月は本当にお正月らしさを1mmも感じずに過ごした。

といっても、ちゃんと奈良に帰り、お雑煮もおせちも食べ、初詣にまで行き、おみくじだって引いた。

でも何故だか、お正月らしさは消え失せていた。大晦日に、仕事から帰るときには、街がいつもと違って、人もいず、普通ではなかった。


元旦も、大阪のオフィス街には人もいず、走る車の量もめちゃくちゃ少ない。それに、奈良にあんなに人がいるのは正月だけだろう。

それでも、いつもより、お正月ぽさがなかった。正月から働いている自分。みたいな気持ちも殆どなかった。


AKIRAでも観たらお正月気分にでもなったのだろうか。ゴッドファーザーを観るとか。よくわかんないけど。


今年は平城京で凧揚げをしている人を見なかった。平城京を横切る時に、車窓を見忘れていたからだ。大事なお正月ポイントであったのに。



私は既に、日常を過ごしていて、朝の時間に時計を表示してくれている番組をつけることにしている。何をしたらお正月だって感じるのだろうな。大体正月気分て何を指すのかな。


正月には休めないが、年末に2連休を取ることができ、のんびりできた。のんびりできたと感じることが大事なんだろう。好きな人とゆっくり話をしてご飯を食べる。初めて観る音楽に触れるとか。時間を気にせず過ごす夜。相手も時間に少し余裕がある。



年が明けてから、少しのんびりする時間ができて、風邪気味だと気づいた。目の縁にプチっと出来て、目薬ですぐ消える。くしゃみと喉の痛み。それとじんましんと、ぽっと出てきたアトピー。いつものやつ。首と脇の後ろ側。

ある時、太ももに出た蕁麻疹に気づいて、それから間もなくアトピーが出て来た。でもすぐに消えるはず。痒みを我慢して、ホホバオイルで乗り切る。湿疹か蕁麻疹に混じってアトピーが出るのは乾燥しているからなのかもしれない。


お腹も痛いし、気分が悪い。それで、あったかい部屋で1人、遅れてきた寝正月を満喫。去年見れていなかった海外ドラマを何本も見て、気も休まる。



久々に、nevermindを聴いてゴロゴロ。音楽に紐付いているのは、景色と匂い。



NEVERMIND/REMASTERED

NEVERMIND/REMASTERED