昨日は18日

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人もそんなに多くなくて、天気が良く、風も気持ちのいい、これまでにない快適すぎるサマソニだった。


まずrex orange county最近、眠る前によく聴いている。勿論初見。屋内ステージで、いい感じに空いている。屋外の、原っぱとかで、ビール片手に寝転んで聴きたい感じだった。ゆるゆる踊って過ごす。


walk the moonは通常、暑くて死にそうになる球場だけど、今回はそんなことなかった。知ってる曲も2曲くらいしかないけど、盛り上がれるから楽しかった。お客さんも多かったと思う。


ワンオクが有名なのはわかっている。でも、曲と言われると、ちょっとわからなかったけど、1曲知っている曲があった。お客さんがいっぱいだった。


portgal the man今回観た中で、1番よかったな。音楽を聴いたのも初めて。めちゃかっこよかった。相当盛り上がれて、屋内ステージとも合っていたし、めちゃ楽しかった。


st.vincentは前回逃したので、今回は観たくて。ガラガラやったから、みんなchance the rapperを観に行ったんかと思ったけど、そっちもガラガラやったそう。みんな、どこへ行ったんや。


beckを観に行ったんだけど、諸事情で最初を見逃す始末。今回のアルバムcolorsっていいアルバムだったと思うねんけど、やっぱり、イベントのライヴってこれまでの曲をするよね。


往年の曲をやって、楽しいのは確かなんだけども。でもcolorsはいいので、聴いた方がいい。ライヴではちょっとしかしないけど、ほんとにいいアルバムと思う。

その上、beckが終わったのは21:00前。信じられない早さ。人も少ないが演者も少ないのか。


出演者に日本のバンドが多いんじゃないかと思う。因みに東京はもっとステージがあるので、その限りではないのかもしれないが。洋楽では人が呼べないと聞くのは聞くんだけど。


誰を呼んだら人が来る!とは言えないだろうし。こんなに、好みがバラけるとね。仕方ないか。


私は音源をフィジカルで手にする以外に、Apple musicも使っている。試しに聴くのにいいし、料理しながら、お風呂の時、眠る時に、スピーカーにつなぐとか、iPhoneから直に聴くとかしている。あなたにオススメが、いつか本当にピタッと勧めてくれるものなんだろうか。



プレイリストがあまりに長々しいのも聴く気が失せる。本当は興味のある人のをアルバムで聴きたい。アルバム1枚って、いい時間だし、一つのまとまりで作られたものだから、プレイリストとは全然違う。単曲ばかりもやなんだよ。結局、トップリストを順に聴くことになる。


アルバムとしてパッケージングされていることに意味なんてないなんて思わない。バラして聞きたいならバラせばいい。私が聴きたいのは、その人の音楽を聴きたい気分だから聴きたい。他の人の音楽じゃないからなんだよね。アルバムって便利なんだけどな。




Woodstock

Woodstock




サイリウム



これは、私のママが大好きな西城秀樹の話である。といっても、私自身もよく知らないので、語ることは何もないのだが。



勿論、なんの関係もないです。ただ、ママがずっと大好きで、私が子供の頃から、ライヴへ行き、お芝居を観に行き、ファンクラブに入っていて、お家でもよく聴いていたし、TVに出ていれば観ていた。


なので、亡くなったと聞いた時は、ママが大丈夫かと心配したし、私自身、叔父さんが亡くなったくらいのショックを受けた。


実際に、ママはとっても落ち込んで、2週間くらい塞ぎ込んで、食欲がわかないとこぼしていた。夜にラジオからヒデキの曲が流れてきて眠れないとか、TVでもたくさん流れて、その度に落ち込み、それでも見るのをやめられず過ごしていたそうだ。


あまりにかわいそうなので、元気を出してもらおうと、ずっと行きたがっていた東京観光に連れ出し、東京に住むお兄ちゃんとも会った。私も初めて観光地を訪れた。雨雲にまみれたスカイツリーに登り、何故か一生懸命東京タワーを探した。見つけられないくらい、モヤがかかってた。


それから1ヶ月経って、zeppでヒデキの40年前の映画を最終上映すると聞いて、ママを連れ立って行ってきた。

私はライヴビューイングで声援が飛ぶことや拍手を送ることがあまり理解できなかったのだが、あれは誰かに届けたいわけではなく、本人が叫びたいから叫ぶってことなのだなと理解した。


私は多分、ヒデキの曲を割と知っている。それでも、今回の映画で流れた曲は殆ど知らなかった。昔の曲過ぎて。


でもママも喜んでくれたし、私も何故か途中で泣きそうになりながら観ていた。ほんと、こんな風にさっさと死なないでおいて欲しかったなとほんとに思う。


病気だったことも知っていたけど。

10年前に、1回目の脳梗塞後に観たライヴがママと観た最後のライヴだった。


上映会にいた人たちの年齢層はとっても高かったし、普段zeppに来ることのない人たちなのかなと思ったよ。係の人にめちゃくちゃ聞いてたし、何を聞いているのかわかんないけど。


一人一人が尋ねる時間はめちゃ短いけど、矢継ぎ早に次々と聞いていた。なんかの遊び?

ドア付近でチケットを確認し、席を案内している人にする質問ってなんなんだろう。



ママはヒデキロスから一応立ち直ったと思う。もう、観ることができないんだなって思ったら悲しくなっちゃうかもだけど。


若き獅子たち

若き獅子たち






雨の音

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雨っていくらでも降るもんなの?

丸1日降ったら、翌日は止む。もんだと思っていた。空が、保持できる水分にも限界があるんじゃないのかと思っていたけれど、地球はデカイので、海から流れてくる雲に、山で止まる空気に、そんな何かで湧き続けるんだろうか。



もうずっと降ってるんだよね、じゃぶじゃぶ。先月は地震も起きたし、交通機関の麻痺とか営業時間の変更とかし通し。今まで、台風が来る時も夜中に行きすぎ、または大阪を避けていき、あんまりこんなことが頻発するイメージがない。


安否確認とか明日の時間確認とかに時間を取られるのは仕方ないとして、じゃぶじゃぶに振りすぎて、洗濯物がしっとりしている。除湿をかけているけど、湿度70%をキープしてるってなんだ。エアコンが不調なのか湿度計が不調なのか。



除湿し続けているのに、洗濯物から湿度を放出しているからキリがないのか。そうか、限界のない底なしの現実というのもあるのかもしれない。



お陰で少し気温が低く、暑さが和らいでいる。昨日は少し早めに帰宅出来たので、録りためているW杯を観る。勝敗結果も知っている試合だけれど、それでもドキドキする。



ほんとはアルゼンチン、クロアチア、スペインのどこかに優勝してほしかったけど、もうクロアチアしか残っていない。

昨日観たフランスは強かったけど、めちゃくちゃ眠かった。


今朝、結果を聞く前に、録画していたブラジル×ベルギーを観た。まだまだ大雨でワタワタしている出勤者を尻目に休みの私は、試合終了で泣けてきた。



決勝Tはやっぱりおもしろいね。サッカーなんて詳しくはないけどね。予選の試合が残っているので、クロアチアは追いかけよう。


クロアチア好きがこうじて、過去にザグレブに旅行したことがある。クロアチアの首都だが、ホテルのおじさんにドブロブニクに行かなきゃ意味ないよ!と言われた。ザグレブ在住の方に言われればそうなのかもしれない。


ザグレブキューバ料理屋さんでディナー後に、びっくりするほどちびっこい子犬にリードをつけてお散歩していた人がいた。めちゃくちゃ可愛くて、ナデナデさせてくれたけど、昼間だったら無理だったかも。アジア人の私たちは超目立っていたから。


スプリットにも行ってみたいものだ。

ja hocu pivo!





ネコフェスの一部分


は。は。


やっと私はbachoを観ることができた。3回ほど観るチャンスに恵まれたがフイにしてしまい、不可抗力もあったけど。今回はやっと見る事ができた。途中から。クソ暑いライヴハウスで。空調は効いてない。確実に。



ロックバンドは、ダサくて、笑えて、泣けて、最高にかっこよくないといけないんだ。という名言があるけれど、そんな感じ。この日は、bachoに始まり、age factoryで終えた。間は色々観たけれど、そんな日だった。


晴れて、暑い1日で、すぐに空腹になっては、疲れて眠くなった。全てのライヴが30分で、あっという間に終わっていった。

時間管理はなんだか完璧で、押すこともない。


めちゃくちゃペナルティがあるのかわかんないけど、鬼のタイムキーパーかもしれない。


age factoryにロードショーという曲があって、今回ライヴではなかったけれど、いい曲で。これからも金曜の夜に映画を観て、このままの関係で、これからもいようよ、的な歌詞なんだけれど。


歌い方なのか、曲の雰囲気なのか、物凄いことを歌っているように聞こえる。

でも歌ってそういうものじゃないか?と言われればそうなんかもしれんけど。なんか、彼らのライヴに行く度に、改めてそう思う。普通のことを歌っている曲も壮大な何かを漂わせている。


フェスの強みを活かして、初見をたくさんのタイテで回ってみた。あのサマソニの灼熱僻地に比べれば、やはり三ノ宮の都会感はとても心強いし、安心できる。


カフェには氷の入った飲み物もあるし、空調がばっちり効いている。今回も結局、友達とは離れて、1人回った。みんなもバラバラで思い思いに回っていた。


雨は降らなかったので、快適だったけど、やっぱり疲れるね。

ネコフェスには後夜祭と呼ばれるものもあって、リストバンドがあればドリンク代だけで入れる。

しかもarthouseのドリンクは¥300で、お得なので、おかわりも大丈夫。



私はもうBKTSには一生行けないと思う。この辺りの週末は、しかも1日は絶対に行けない。もう何回BKTSを見送っただろうか。


RIVER

RIVER


metz from Canada

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今日はconpass

FEVER presents METZ



LOSTAGE と age factoryも出て、それからMETZ。アンコールが2回で最高だった。


LOSTAGEは最近のセトリではなかった。

ブラウンシュガー

真夜中を

戦争

ひとり

カナリア


こういうのは嬉しい。久々に聴いた。


metzは最初から最後まで、ずっと、全力疾走で。最高やった。こんなん好き。楽しいな。


耳栓なしだとかなりヤバイ夜だったと思う。


最後、お客さんと握手してステージを去っていって、また来るとも言ってた。

いつまでも、こんなライヴを観たいし、やっててほしいな。体力的に問題があるかもだけど。




SHOWNEN

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先月30日に奈良NEVERLANDに行ったら、沢山の人がいて安心した。


the messthetics / bed / LOSTAGE

SHOWNENでした。


the messtheticsはFUGAZIのリズム隊の2人がいるバンドで、インストです。めちゃかっこよかったけど、FUGAZIもちょっと聴くくらいであまり詳しく知りません。ただね、凄かった。ドラムがめちゃかっこよかったな。



仕事終わりで行ったので、bedの途中から。初めて観たけど、勝手にインストバンドと勘違いしてた。それに音源も持ってるって勘違いまでしてた。誰と間違ったかは、まあいい。


LOSTAGE

さよなら思い出よ

ポケットの中で

mfb

surrender

goodluck

2:50

でした。ポケット〜はmfbの後だったかも。

めちゃくちゃ久々に見ました。安定のセトリで、2:50はほんとにいい曲やなと。改めて思った次第です。


奈良でLOSTAGEを観るのはいいものですね。と、いうか、奈良でいいバンドを観れるのが良いですね。



いつも思うけど、ライヴ前って、みんなその辺にいるじゃないですか?ぷらぷらトイレに行ってたり、バーカンでドリンク飲んでたり。話したいことも聞きたいこともないので、殆ど話しかけることがないのだけど。



どうしても言いたい時に、話しかけたことはあった。めちゃ照れた。いい大人がモジモジしそうやったけど、グッとこらえた。私は大人です。




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先日、奈良NEVERLANDで観たEGUMIの数日後、マヒトゥザピーポーのライヴがあった。

5/29 新今宮ンチチビルで。

ヂナリズムの七円体と、マヒトさんと。私は大阪に住んで割と長いし、生まれてこのかた関西に暮らしているのだが、新今宮駅で降りたのは初めてだった。乗り換えでホームに降り立ったことはあったが、改札を抜けて、駅の外に出たのは初めて。



ライヴは20:30からだったので、確実に暗い高架下に、一箇所だけ人がいて、そこだけが明るかった。


夏の間、ンチチビルは閉まっているそうなので、もうしばらく行けないのだが、ビルの中は不思議なものでいっぱいだったし、雰囲気の良いところだ。


まあ、色々なことがめくるめくあって、とても楽しい夜だったのだけど。特に1ドリンク制でもなかったが、珈琲屋さんがあって、好みを聞いてくれて、1杯ずつ淹れてくれた。


さわやかな、アイスコーヒーをオーダーしたら、夏の外で風に吹かれながら飲むようなアイスコーヒーを淹れてくれた。実店舗のあるお店ではない感じだけど。どうかな。

出来事としての珈琲屋さんのよう。


私もコーヒーを淹れてみたい。父親がよく、母親と飲む為に、休みの日は10時頃に淹れていた。亡くなる前に、奈良にあるコーヒー豆屋さんに一緒に行ったなあと思う。凡豆。



七円体はシンバルが7つだったのかな。をお二人で演奏されていた。ヂナリズムのお二人なのかは実はよくわからない。詳細は不明。


シンバルを叩くコツコツ音の向こう側とこっち側にも地を這うような歌声ぽい音と、鈴のような音が聴こえる不思議な演奏だった。シンバルの響きが共鳴して、単体では聴こえない和音のようなものになり、いくつかの残響に耳がやられた。


ふわふわと空気が揺れて、やられた耳に、眠気が襲う。お経のような不思議な感覚になる。眠気は多分、本当に眠かったのと、密閉された部屋が暑かったことにも起因している。



ぐわんぐわん。ぷわ、ぷわ。


マヒトゥザピーポー

タイトルはわかんないけど、過去にもライヴで聴いたなって曲があって、そういうのを覚えていた自分が嬉しい。いい曲だったからかも。


ソロは久々に観たし、なんかもう、胸いっぱい。よくわかんない感情がぐるぐるした夜で、もう会えない人のことも、会いたい人のことも、走馬灯のように駆け回った。

新今宮って、大阪市内にあって、例えばなんばとか天王寺からひと駅くらいの近い場所。ただ、行くことのない場所。



その非日常と、不安と、疲れと、眠気に、コーヒーと、音楽が相まって、なんかもう、このままひと時、止まっていたいな。なんて思わせた。こんな夜が沢山あればいいのになと思う。


客員十六名

客員十六名